Factory Automation

業種別ソリューション

データセンター

課題

  1. 1.重要設備のシステムダウンを避けたい
  2. 2.オープンなビルシステムによる空調制御をしたい

ソリューション : シーケンサ MELSEC iQ-R/iQ-Fシリーズを導入

MELSEC iQ-R/iQ-Fシリーズを活用することで、ビル市場で一般的なネットワークであるBACnet®を活用し、柔軟性の高い空調システムを構築できます。
iQ-Rシリーズでは監視(SCADA)・コントローラ・ネットワークの各階層を二重化し、高信頼性を確保した二重化システムにも対応可能です。

※1GENESIS64™は「データロギング」や「アラーム監視」の二重化に対応しています。


解決策 1
二重化システム採用による高信頼性の確保

MELSEC二重化システムの活用により、データセンター運用においてシステム停止が許されないチラーといった重要設備の信頼性を確保できます。汎用品によるシステム構築のため、導入後のメンテナンスや更新も容易に実現できます。

※1GENESIS64™は「データロギング」や「アラーム監視」の二重化に対応しています。

二重化システム間の距離を550mまで延長可能とするトラッキングケーブルを接続することで、制御系と待機系のシステムを別々の制御盤に遠方配置できます。トラッキングケーブルの光ファイバーケーブルはノイズの影響を受けず、また高速データ通信が可能です。系切替え時間を10ms以下に短縮し、制御系から待機系への高速な系切替えで、さらなる信頼性を向上した継続制御を実現します。

関連製品

解決策 2
オープンなビルディングシステムの構築を実現

MELSEC iQ-R/iQ-FシリーズではBACnet®やMODBUS®といったオープンネットワークにも対応しています。様々な空調システム機器や設備を統合管理でき、最適なシステム運用を提供できます。

BACnet®

MELSEC iQ-Rシリーズ

BACnetユニット

  • RJ71BAC96
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MELSEC iQ-Fシリーズ

インテリジェント機能ユニット・Ethernetユニット

  • FX5-ENET

BACnet/IP®プロトコル対応

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FREQROL-F800シリーズ

  • FR-F800(RS-485通信タイプ)

BACnet®MS/TP対応

  • FR-F800-E(Ethernet通信タイプ)

BACnet/IP®対応

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FREQROL-E800シリーズ

  • FR-E800(標準仕様品)

BACnet®MS/TP対応

  • FR-E800-E(Ethernet仕様品)

BACnet/IP®対応

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OPC UA

  • 高いセキュリティが求められるデータセンターにおいて、証明書、暗号化、署名などのOPC UAのセキュリティ機能を、システムの必要性に応じて任意に設定し、安全で信頼のあるデータ通信を実現します。

MELSEC iQ-Rシリーズ

OPC UAサーバユニット

  • RD81OPC96
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MELSEC iQ-Fシリーズ

インテリジェント機能ユニット
OPC UAユニット

  • FX5-OPC

サーバ対応

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MODBUS®

MELSEC iQ-Rシリーズ

シリアルコミュニケーションユニット

  • RJ71C24
  • RJ71C24-R2
  • RJ71C24-R4
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MELSEC iQ-Fシリーズ

    CPUユニット

  • FX5U/FX5UC 内蔵RS-485
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FREQROL-F800シリーズ

  • FR-F800(RS-485通信タイプ)

MODBUS®RTU対応

  • FR-F800-E(Ethernet通信タイプ)

MODBUS®/TCP対応

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FREQROL-E800シリーズ

  • FR-E800(標準仕様品)

MODBUS®RTU対応

  • FR-E800-E(Ethernet仕様品)

MODBUS®/TCP対応

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課題

  1. 1.消費電力の無駄を省きたい
  2. 2.装置が故障する前に適切なメンテナンスをしたい

ソリューション : インバータ FREQROLシリーズを導入(省エネ支援機器)


解決策 1
ポンプやファンのインバータ運転による消費電力削減

用途や負荷特性に最適な出力特性(V/F特性)を選択でき、細かいパラメータ設定を行わなくても、インバータが自動的にモータの制御を効率化。また、モータの回路定数を測定するオートチューニング機能を内蔵し、配線長が長い場合や回路定数のモータ個体差があっても、安定したモータ駆動が可能です。さらに、モータの効率が最大効率になるように制御する最適励磁制御モードを活用することで、モータ損失の無駄を抑制し、消費電力が最小化され、経済的になります。

解決策 2
機械故障を検出、トラブル発生時にも迅速対応

故障のない状態で速度-トルクの関係を記憶しておき、現在の負荷状態と記憶した負荷特性を比較し、正常範囲から外れた場合にエラー・警告を出力できます。フィルタ目詰まりやベルト切れなど装置の異常を検出でき、メンテナンスが容易になります。

様々な寿命部品の状態を診断することで、装置の安定した稼動に貢献します。
寿命部品(冷却ファン、コンデンサ)設計寿命10年*1の長寿命部品を採用しています。

*1周囲温度:年間平均40℃(腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト・じんあいのないこと)、出力電流:インバータND定格の80%設計寿命は計算値ですので、保証値ではありません。

トレース機能によって保護機能動作直前の運転状態(出力周波数など)をインバータの内蔵RAMに記憶できます。記憶したデータ(トレースデータ)をUSBメモリにコピー、またはパソコンに直接取り込むことでインバータセットアップソフトウェア(FR Configurator2)でトラブル解析が簡単です。

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導入事例

データセンターの事例紹介