脱炭素社会の実現に貢献する製品・ソリューション見える化による貢献
脱炭素社会を見える化で実現する三菱電機の製品・ソリューションをご紹介します。
見える化による貢献
FA機器
(制御・駆動機器、
ロボットなど)
シーケンサ MELSEC iQ-R
生産現場の多様な機器の自動化を実現するシステムです。シーケンサスロットインタイプの電力計測ユニットを組み込むことで、「エネルギー情報」の収集を省スペース・省配線で実現します。さらにシーケンサに装着したCPUユニットが持つ「生産情報」と突き合わせることで、容易に原単位管理が可能になり、生産量の変動を考慮に入れた具体的な省エネ活動を進めることができます。
e-F@ctory支援モジュール CO2・電力原単位管理機能
「MELSEC iQ-RおよびGOT2000用の無償サンプルプロジェクト」とエネルギー計測ユニットを使用して、簡単にCO2・電力原単位のデータ取得や現場でのモニタを実現します。現状の使用状況の把握と分析により、カーボンニュートラルに向けた取り組みに必要な生産設備のCO2排出量削減を進めることができます。
表示器 GOT2000シリーズ
機械的なスイッチやランプなどをソフトウェアで置き換え、モニタ上でのタッチ操作で使用可能にした機器です。エネルギーを見える化するサンプル画面や、原単位あたりの消費電力量を可視化するサンプルプロジェクトを、無料で提供しております。GOTにサンプル画面を書き込み、省エネ活動に生かすことが可能です。
SCADA GENESIS64™
製造現場単位から工場単位まで、あらゆるレベルでエネルギーを見える化するSCADA製品です。電力やガスなどの消費量を見える化するとともに、オプション製品を使用することで原単位あたりのCO2排出量も算出でき、改善活動の指標とすることができます。
配制機器
(低圧配電制御機器や省エネ・
検針・配電監視システムなど)
エネルギー計測ユニット EcoMonitorPlus
電力量、電流、電圧、電力などを計測可能なユニットです。漏洩電流や計測値と連動して設備を自動制御する機能を搭載したユニットもラインアップしています。計測した情報をEcoServerIIIに収集することで、設備や装置のエネルギー使用量やCO2排出量を可視化し、CO2排出量の削減に貢献します。
省エネ支援機器で現場の努力の
成果を見える化
株式会社ヒロタニは、EcoMonitorPlusなどの導入によりエネルギー使用量を見える化。現場の省エネ意欲を高めることで、カーボンニュートラルという長期的な目標達成への取り組みを加速させています。
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省エネデータ収集サーバ EcoServerⅢ
EcoMonitorPlusなど三菱電機の省エネ支援機器などで計測したデータを収集し、見える化する省エネデータ収集サーバです。収集した計測データをWebブラウザ上でグラフ化し、現在のエネルギー使用量やCO2排出量を可視化します。
電力消費の最適化で約1000万円のコスト低減
菓子メーカーのファミール製菓株式会社では、EcoServerⅢなどの導入で契約電力の低減や電力・ガス・水道のリアルタイムでの見える化を実現。5年間で約1000万円のエネルギーコストを低減しました。
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省エネ支援アプリケーション EcoAdviser
EcoServerIIIに収集した情報をグラフィカルに分かりやすく表示するソフトウェアです。省エネ推進に必要な現状把握、エネルギーロスの抽出・要因診断、省エネ対策の効果検証に至るまでをトータルでサポートします。IoT・AI技術を活用しCO2排出量を細かく管理・見える化するとともに、そのデータを元にPDCAサイクルを回せるようにすることで、CO2排出量削減に貢献します。
エネルギー情報を視覚化し工場の省エネ活動を加速
京セラ株式会社滋賀八日市工場では、電力やガスの使用量のEcoAdviserで分かりやすく関係者に提供することで、省エネ活動を進めやすい環境を整えています。
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三菱集中自動検針システム
(B-AM)
テナントビル、寮などの電気、ガス、水道メータの使用量を収集し見える化するシステムです。収集した情報をもとに使用料金の計算から請求書発行まで、一連の検針業務の効率化を進めることができます。用途・規模に合わせて、モデルL、モデルS、モデルPと直引きタイプをラインアップしており、ローカルな検針から広域の検針データ収集まで自由にシステムを構築可能です。
低圧遮断器 MDUブレーカ
省スペース・省施工で、設備の電路監視を実現する遮断器です。計測表示ユニットとの組み合わせにより、MDUブレーカ 1台で電路の状態が監視できます。
B/NET、CC-Link、MODBUS通信など各種通信方式に対応しているため、上位システムと連携させて計測した情報を伝送し、工場全体および製造ラインごとの中央監視も可能です。変流器(CT)、計器用変圧器(VT)を内蔵しており、遮断器と計測機器を各々独立して設置する場合の配線工事が不要となり、分電盤の小型化、施工工期の短縮、工事費の削減が可能です。