ロボット組立セルによる小ロット多サイクル生産
2014年3月 掲載
多品種少量生産への対応は業界を問わず製造業全体に共通するテーマですが、生産する製品によっては多品種でかつ大量生産が必要なものもあります。三菱電機で電磁開閉器の製造を担当する名古屋製作所可児工場では、新製品「MS-Tシリーズ」の生産立ち上げに伴い、セル生産にロボットを組み合わせた生産方式を導入しました。セルによるフレキシブルな生産と、ロボットによる大量生産を両立させることで、電磁開閉器に求められる小ロット・多サイクル生産を実現しています。

事例のポイント
- 1. セル生産により柔軟な段取り替えを可能とした変種・変量生産を実現
- 2. ロボットの活用により品質向上と高稼働率を実現
- 3. 三菱FAトータルソリューションによるものづくりの最適化を実現