工場のトレーサビリティ確立事例 | 導入事例 | 三菱電機FA
Factory Automation

お客様ご採用事例

三菱製鋼株式会社 

きめの細かい履歴管理でトレーサビリティ実現
グローバル展開強化の足がかりに

2018年2月 掲載

鉄鋼メーカーの三菱製鋼は、ばねを製造する千葉製作所の生産ラインに「e-F@ctory」を導入した。生産ラインの主要な部分に取り付けたセンサから取得した加工情報を履歴として残し、トレーサビリティを実現する。さらに電力などのエネルギーデータをリアルタイムに近い形で取得し、生産情報と関連付けて管理することで、細かい単位でエネルギー使用量を把握できるようにした。これにより同社がグローバル展開を強化するうえで重要な知見を得られる環境が整ったという。

三菱製鋼株式会社

事例のポイント

  • 1. 生産ラインからIoTで加工情報を取得し、トレーサビリティを実現
  • 2. 原単位あたりのエネルギー使用量を1時間単位で管理
  • 3. 音や振動など感覚的な情報も活用へ

製品・ソリューション紹介

e-F@ctory

FA-IT統合ソリューション e-F@ctory

e-F@ctoryは、「生産情報の見える化」「エネルギーの見える化」「安全の見える化」の実現による企業のTCO削減、企業価値向上を支援します。

MELSEC iQ-Rシリーズ

MELSEC iQ-Rシリーズ

三菱電機が提案する次世代トータルソリューションの中核。
激しい市場競争に打ち勝つために、生産性が高く、製造品質の安定したオートメーションシステムを構築したい。このようなお客様の課題を、MELSEC iQ-Rシリーズは「TCO削減」「信頼性」「継承」の3つの視点から解決します。

GT SoftGOT

GT SoftGOT

パソコンやパネコンがGOTに。表示器の多彩な機能をこのソフトウェアに凝縮。
パソコンやパネコン上でGOTの機能を実現するHMIソフトウェア、それがGT SoftGOTです。
三菱シーケンサなど、さまざまな機器と接続し、GOT2000/GOT1000シリーズと同様のモニタを実現します。

エネルギー計測ユニット EcoMonitorPlus

エネルギー計測ユニット EcoMonitorPlus

ビルディングブロック方式により予算や負荷増設に応じて回路増設が可能です。
SDメモリカードやB/NET伝送、CC-Link通信、MODBUS(R)RTU通信を使用して複数回路の計測データ収集の簡易化が図れます。
絶縁監視品ではIor(抵抗分漏洩電流)の計測が可能となるため、生産ラインの停止による損失回避等を目的とした設備の予防保全用途でも活用可能です。

この記事をシェアする

導入事例一覧に戻る