きめの細かい履歴管理でトレーサビリティ実現
グローバル展開強化の足がかりに
2018年2月 掲載
鉄鋼メーカーの三菱製鋼は、ばねを製造する千葉製作所の生産ラインに「e-F@ctory」を導入した。生産ラインの主要な部分に取り付けたセンサから取得した加工情報を履歴として残し、トレーサビリティを実現する。さらに電力などのエネルギーデータをリアルタイムに近い形で取得し、生産情報と関連付けて管理することで、細かい単位でエネルギー使用量を把握できるようにした。これにより同社がグローバル展開を強化するうえで重要な知見を得られる環境が整ったという。
