センサレスサーボ FREQROL-E700EXシリーズ 特長

タクトタイム向上のお手伝い
簡単ゲインチューニング
- 目標速度/位置を行き過ぎてしまったり(オーバーシュート)、応答が遅いなどの場合には、制御ゲイン(応答性)調整が必要です。 1つのパラメータで、制御に使用する多くの調整パラメータを適切な配分で自動設定できます(簡単ゲインチューニング)。

より多くのシステムに適用可能
適用モータを拡大
- モータは、MM-GKRとS-PMギヤードモータに加えて、MM-CFとEM-Aに対応できます。*1

*1位置制御は、MM-GKRモータ、EM-Aモータ、MM-CFモータを組み合わせた場合に有効です。
エンコーダレスで位置決めが可能
ポイントテーブル方式
- MM-GKR/MM-CF*2との組合せで、接点信号やCC-Link通信(オプション)による位置決め機能(ポイントテーブル方式)が使用できま
す。*3
位置データ(目標位置、回転速度、加減速時間)などをパラメータで設定できます。最大7点の位置決めが可能です。*4
外部インタフェース信号でポイントテーブル番号を選択し、位置決め運転を行います。連続位置決めが可能です。
ポイントテーブル設定例
ポイントテーブルNo. | 位置データ | 最高速度 | 加速時間 | 減速時間 | 補助機能 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1000 | 2000r/min | 1.00s | 1.00s | 0 |
2 | 2000 | 1500r/min | 0.50s | 0.50s | 0 |
: | : | : | : | : | : |
7 | 3000 | 3000r/min | 1.00s | 1.00s | 10 |
*2低速域高トルクモード有効時
*3絶対位置検出システムには対応していません。
*4最大点数を超える位置決め点数が必要な場合、通信(RS-485、CC-Link)からポイントテーブルを書き換えることで対応できます。

パルス列入力方式(オプション)
- 標準制御回路端子仕様品で、シーケンサ位置決めユニットからのパルス列入力による位置決めが可能です。


ネットワーク対応
CC-Link通信に対応(オプション)
- 当社シーケンサ(MELSEC iQ-R、iQ-F、Q、L、FXシリーズなど)とCC-Linkで接続できます。シーケンサからドライブユニットの運転、モニタ、パラメータの設定変更ができます。 三菱インバータプロトコル、MODBUS®RTUプロトコルには標準で対応します。

FLリモート通信に対応
- ドライブユニット本体がネットワークに対応したリモート通信対応品を用意しました。

通信運転時の使いやすさ向上
- 符号付モニタデータ出力により、正負にまたがるデータも判別可能です。(RS-485通信は除きます)
