製品特長 LD-30FTA形テンションコントローラ
LD-30FTA形テンションコントローラ(2025年09月 生産終了予定)
LD-30FTA形テンションコントローラは、積算厚み検出方式によるオープンループ式テンションコントローラです。
この方式では、制御装置に対してあらかじめ初期径と材料厚さを設定しておき、巻枠軸の1回転毎に初期径から材料厚さを減算し(巻出し)または加算(巻取り)することで現在の巻径を演算します。 (巻枠軸には回転検出用の近接センサを取付けておきます。)
演算結果はアクチュエータとしてのパウダクラッチ・ブレーキに対して0~24Vの電圧出力を発生したり、 サーボモータ用アンプに対して0~5Vの指令電圧を発生するために用いられます。
- 簡単な調整と操作で、張力制御が可能
- 張力設定と材料厚、初期径の設定のみで自動制御が可能
- AC100V~240V系のワイドレンジ対応
- 材料厚みや初期径を広範囲に設定可能
- 電源を切っても、現在巻径を記憶する停電保持機能
- ACサーボなどの多種類のアクチュエータに対応
- 種々の状況に対応できる高機能モード
- 巻取りテーパ制御も可能
- 加減速時の慣性補償機能
- クラッチ・ブレーキのトルク非線形の補正機能
- メカロス補正機能
- 使い易さを追求しました
- 和文/ 英文と絵文字による機能の表示
- ダイヤル操作による数値設定
- 内蔵のDIPスイッチによる高機能/ 簡単モードの切替え機能
- メニューによる8種類の設定値記憶機能
一定の運転定数(材料厚さ/ 初期径/ テーパ率など)を8種類まで記憶可能 - 誤操作防止や無効機能の表示を禁止するなどを目的とした、キーロックキーの採用
- 超音波センサやタッチレバーが使用可能
オプションのアナログ入力ボード(LD-30FTA-1AD)を装着することにより、超音波センサやタッチレバーの入力が可能となります。これにより材料ごとの材料厚さや初期径の設定が不要になります。