ワイヤ放電加工機 製品特長
製品ラインアップ
三菱電機では、さまざまな精度のワークに対応するため、以下のワイヤ放電加工機をラインアップしています。
製品名をクリックするとそれぞれの機種の詳細説明が表示されます。
適用事例
ワイヤ放電加工では自在な形状の金属切断は、プレス金型に良く利用されています。テーパ加工は抜き勾配の付いた加工に適しています。また非常に硬い合金の加工が可能なため、難加工材の部品加工や超硬工具の刃先加工にも用いられています。
特長
ワイヤ放電加工機とは、細い黄銅のワイヤを電極として使う放電加工機です。ワイヤを送り出しながらワーク(被工作物)との間で放電を行ない、プログラムに従ってxy軸方向に進みます。糸鋸で切るように、自在な形にワークをくり抜いて加工できます。ワイヤはテーパ軸を使って傾けることも可能で、加工形状のバリエーションを広げます。
ワイヤ放電加工の長所は、ワークの硬さに関係なく高精度な形状を加工出来ること。ワークを削り取る量が少なくて済むこと。多種類の工具が不要で1種類のワイヤだけで、さまざまな形状を加工出来ることです。金型や各種部品加工に広く利用されています。
電極 | 形状 | ワイヤ線、φ0.02~0.36mm | |
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材質 | 黄銅、タングステン、etc... | ||
ワーク | 材質 | 導電性なら難加工材も可 鋼材、超硬、非鉄合金、ダイヤ焼結材、etc... |
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加工面 | 形状 | 真直面、テーパ面 | |
面あらさ | ~Rz:0.3μm (PA05S FS5電源使用時) |