無停電電源装置(5kVA以下)常時商用給電方式(正弦波出力) FW-Jシリーズ
常時商用給電方式 FW-Jシリーズとは
正弦波出力でPFC電源搭載機器のバックアップに最適なアッパーベーシックモデルです
ラック取付ユニット装着時
PFC電源搭載機器に対して安心対応
停電(瞬停)や瞬時電圧低下によるバックアップ運転時の出力波形が正弦波であるため、PFC電源搭載機器にも安心してご使用いただけます。
PFC電源とは、「力率改善回路(Power Factor Correction)」を搭載した電源のことで、力率を向上させ、高調波電流と呼ばれるノイズを抑制する効果があります。
矩形波出力のUPSをPFC電源搭載機器に接続した場合
UPSのバックアップ運転開始と同時にPFC電源が入力電流を入力電圧(UPS出力電圧)の変化に合わせるように調整することで、過大な電流が流れます。この過電流をUPSが検知し過負荷によりUPS出力が遮断されたり、PFC電源搭載機器やUPSに障害が発生する場合もあります。
高い設置性
横置き・縦置き両方可能で、スペースに合わせて自由に設置できます。左側面(底面)にねじ穴が空いていますので(3ヶ所)、タップねじ等を使用することにより板面に固定することができます。
薄型で横置き・縦置きどちらでも設置可能なコンパクトサイズです。
ラック取付ユニット(オプション品)にてEIA規格の19インチラックに取付ることができます。
外部インターフェースを選択可能
シャットダウンを行う際に使用する外部インターフェースにRS232CコネクタとUSBコネクタを搭載しておりユーザでの選択が可能です。
同時使用はできません。
柔軟な電源管理機能
UPSのシャットダウン
パソコンの自動シャットダウンが終了した後、UPS本体も自動でシャットダウン可能です。
UPSパワースイッチOFFによるパソコンのシャットダウン
パワースイッチをOFFにすることで、OSの自動シャットダウンができます。
「UPSシャットダウン機能」と併用することで、パワースイッチOFF → OSシャットダウン → UPSシャットダウンまでの一連の動作を行うことができます。
復電時のリブート機能
不意の電源トラブルでOSのシャットダウンを開始してから、UPSのシャットダウンを行う前に復電したときに、パソコンを自動的にリブート(再起動)させる事が可能です。また、FW-Jシリーズは、UPSシャットダウンからUPS再起動までの時間を自由に設定可能なためパソコンを確実に立ち上げることができます。
バッテリのセルフテスト周期の設定
セルフテストの実行周期を設定することで定期的にバッテリの状態確認をすることが可能です。
起動時の突入電流不感時間設定
起動時および復電時の突入電流による不必要なバックアップ運転を避けるため、任意に設定した時間の間(0~30秒)、入力電圧が低下してもバックアップ運転に切り替えません。