iQ Care MELFA Support モニタリングサービス
モニタリングサービスとは
日々のロボットの稼働情報を自動的に集計し、毎日の運転情報やロボット構成部品の状態をモニタリングします。また、万が一のトラブル発生時には、トラブル早期解決の支援も可能な、ソフトウェア機能です。
※iQ MELFA Supportのすべてのプランでご利用いただけます。
コンディション管理機能
ロボットの稼働情報を自動集計
- iQ Care MELFA Support の専用SDカード内にロボットの稼働とメンテナンスに関わるデータを毎日自動的に保存・集計し煩わしいデータ加工することなく稼働情報を参照(※4)できるようにする機能です。
※4:データ参照には、RT ToolBox3(弊社ロボットパソコンサポートソフトウェア)が必要です。
- 保存されたデータはcsv形式のテキストデータでファイル化されるため、お客様の用途に沿った二次加工にご使用いただくこともできます。
総合コンディション画面
現在ご加入いただいているサービスプランや点検サービスの実施日などの契約事項を確認できる他、ロボットコンディションを確認することができます。
コンディションログ画面
過去にさかのぼった時系列情報を使用して、ロボットの稼働情報やコントローラの制御情報などを累積グラフやチャートビューで確認することができます。表示期間やグラフ化するデータ範囲を簡単に調整でき、稼働状況解析やメンテナンス要否の確認を支援します。
iQ Care MELFA Support データコレクタ
機能概要 (※5)
iQ Care MELFA Supportデータコレクタは、産業用ロボット支援サービスiQ Care MELFA Support機能(※6)のデータを産業用PC等に自動で定期的に保存するソフトウェアです。
iQ Care MELFA SupportのSDカードに定期的にファイル保存されるロボットデータをiQ Care MELFA Supportデータコレクタにて設定した時刻で、SDカード内のロボットデータファイルをPCに自動保存します。(※6)
※5:機能の詳細については、取扱説明書をご確認ください。
※6:本ソフトウェア単独で起動するため、弊社パソコンサポートソフトウェア(RT ToolBox3)のインストールは不要です。
iQ Care MELFA Support データコレクタのダウンロードはこちら
ソフトウェア仕様
項目 | 仕様 | (A) iQ Care MELFA Support |
(B) MELFA Smart Plus |
(A),(B) 未使用 (注1) |
|
---|---|---|---|---|---|
接続ロボット台数 | 最大256台 | 〇 | 〇 | 〇 | |
データ取得タイミング | 自動:1回/日(お客様設定時刻) | 〇 | 〇 | ー | |
手動( [手動で取得] ボタン押下時 | 〇 | 〇 | ー | ||
データ出力 | ファイル (注2) |
オシログラフデータ (CSV) | 〇 | ー | ー |
メンテナンスデータ (CSV) | 〇 | ー | ー | ||
予知保全データ (CSV) | 〇 | - | ー | ||
ロボット情報ファイル (CSV) | 〇 | 〇 | ー | ||
動作環境 | 対応OS | Windows 10/11 | |||
通信方法 | Ethernet(TCP/IP) |
注1:接続は可能ですが、データ取得は非対応です。
注2:各ファイルの概要
- オシログラフデータ:
ロボットの電流値や速度データを高周期で取得し定期保存します。(1日に1回、最大30秒間のデータを保存) - メンテナンスデータ:
ロボットの稼働情報(電源オン時間等)や1日の電流値の最大値等のデータを時系列データとして保存します。 - 予知保全データ:
予知保全/予防保全機能で取得するデータ(消耗度/異常度等)を時系列データとして保存します。 - ロボット情報ファイル:
予知保全/予防保全機能で取得するデータ(消耗度/異常度等)を取得タイミング時の値でファイル保存します。
リカバリ機能
データトラブル復旧支援
ロボットを安定してご使用いただくための点検作業サービスです。
軽点検と精密点検の2つのプランをご用意しています。
バックアップデータが保存されている日付は、カレンダービューから簡単に検索し、指定日の状態にロボットの設定を復元(リカバリ)することができます。
自動的にバックアップデータが保存されていくので、煩わしい保存操作を行うことなく、安心してロボットを運転いただけます。
トラブルサポート機能
トラブル発生原因の早期解決
ドライブレコーダ機能
登録したエラー発生時の前3秒/後1秒のロボットデータ(位置・速度など)が確認可能です。トラブル発生原因の早期解決が可能となります。
オシログラフ機能
毎日決められた時間にロボットの各種データ(各軸モータ電流値、モータ回転速度等)を自動的に保存し、後から参照(※8)できるようにする機能です。
保存されたデータは点検サービス時等で経年劣化状態の確認や不調部位の特定などに使用されます。 ※8:データ復元にはRT ToolBox3が必要です。
メンテナンス履歴機能
実施した修理や点検履歴の確認が可能です。
また修理や点検履歴毎にレポートの表示も可能です。