産業とスポーツの祭典「第1回三菱電機FAゴルフオープン:中国蘇州」開催 | The Art of Manufacturing | 三菱電機FA
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海外レポート

産業とスポーツの祭典
「第1回三菱電機FAゴルフオープン:中国蘇州」開催

2023年7月公開

 中国初「三菱電機FAゴルフオープン(賞金総額50万元)」第1回大会が2022年12月22日、蘇州太湖国際ゴルフクラブにて開催されました。三菱電機FAは今大会で初めて中国男子プロゴルフトーナメントのスポンサーを務め、コーポレートステートメント「Changes for the Better」に込められた「変革と挑戦、前進」という精神をスポーツの場でも開花させました。

 そして、この栄えある第1回大会優勝に輝いたのは、中国ゴルフプロのスター・肖博文(シャオ・ボーウェン)氏です。

 蘇州ではこの冬初めての雪が降り、気温も急激に下がる厳しい寒さ。84名の選手たちは「寒さ」という試練に見舞われつつも、グリーン上ではスタートから激しいデッドヒートを繰り広げました。

 第1ラウンドでは張進が69をマークして2打差でトップとなりますが、翌日には珠海出身で23歳の陳逸龍が第2ラウンド合計140で単独トップに。第3ラウンド終了時には32歳のゴルフプロのスター・肖博文が陳逸龍と並び、54ホール214でトップタイに躍り出ます。

 そして迎えた最終ラウンド。実力者ぞろいで最後まで勝敗の行方がわからない状況でしたが、若手選手とベテラン選手が技を競って闘いました。

 結果は、肖博文が68をマークして4ラウンド282(-6)の成績で優勝。第2位にキャリアベストを更新した珠海の若手・陳逸龍が続きます。2022年にプロデビューしたばかりのダークホース・姜勇はベテランの蘇東と3位タイで個人の中国ツアー最高成績を収め、17歳という若さの方沢乾は5位タイで大会ベストアマチュアに輝きました。この方沢乾は男子中国ツアーの次大会である海南オープンへの出場権も手にしました。

 肖博文は、2017年12月アジアゴルフチャンピオンシップ・エキストラホールの優勝により、張連偉、梁文冲に次ぐアジアンツアーでトロフィーを獲得した3人目の中国人選手として脚光を浴びたプロゴルフ界のスターです。しかし、以降の優勝はなく、今回の三菱電機FAゴルフオープン優勝は、実に5年目にして手にした栄光のトロフィーです。空白の5年間に終止符を打ち、9万元の賞金を獲得した肖選手、世界ランキングも500位近くを上げて中国ツアーの賞金ランキング第3位に輝きました。

 厳しい環境の中でもプロフェッショナリズムと忍耐力をもって、課題を乗り越え、前に進み続けることは、「産業」と「スポーツマンシップ」の共通点といえるのかもしれません。

 このような思いを人々の心に刻んだ「第1回 三菱電機FAゴルフオープン」。実はこの大会に、アマチュアゴルファーである三菱電機自動化(中国)有限公司:糸谷彰規が参加しています。30歳からゴルフを始め、ベストスコア「72」を誇る糸谷は、会社を代表してプロの大会に参加できたことが大変な名誉だと感じるとともに、プレッシャーも大きかったといいます。

 「中国で仕事をしながら、このような試合に参加する機会を得たこと。多くのプロ選手と同じ舞台で競技し、交流できたことにとても感激しています」(糸谷氏)。

 「三菱電機FAゴルフオープン」の成功は、成長著しい中国ゴルファーたちのさらなる発展と、この地に新たな活力を呼び起こしたことと思います。

 三菱電機FAは、FA製品・サービスのみならず、このようなスポーツの祭典など、人々の生活に根付く活動とともに、これからもよりよい未来、健康で活気に満ちた持続可能な社会の実現に向け、貢献してまいります。

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