シーケンサ ネットワーク関連製品 CC-Link IE TSN 特長

Performance
高速リンクスキャンでタクトタイム短縮
- 最小通信周期 31.25µs*1
- 超高速処理従来比 約16倍*2
- リンク点数 約2倍*3
通信プロトコルを刷新して時分割方式を採用し、各接続局間の入力と出力の同時通信を可能としました。それにより、最小通信周期31.25µs*1の高速リンクスキャンおよび、従来ネットワーク比16倍の高速処理を実現し、高速・高精度なモーション制御を実行できます。圧倒的な制御性能で、タクトタイムの大幅短縮と高速大容量通信を可能にし、生産性向上に貢献します。

- *1.モーションユニット(RD78GH)の高速モードを使用した場合の値です。詳細は「MELSEC iQ-R モーションユニットユーザーズマニュアル(応用編)(IB-0300410)」をご参照ください。
- *2.CC-Link IEフィールドネットワークモーションとの比較
- *3.CC-Link IEフィールドネットワークとの比較
TCP/IP通信が混在しても定周期性を保証TSN Technology
TCP/IP通信が混在しても、サイクリック通信の定周期性を保証できます。システム制御に影響を与えることなく、汎用IP機器を活用できるので、柔軟なIIoTシステムを構築できます。
*機器および構成により接続できない場合があります。

- *4.CC-Link協会が認定するCC-Link IE TSN対応Class Bスイッチングハブ
通信周期に合わせた制御で効率アップTSN Technology
- 通信周期設定3段階
同一ネットワーク上で通信周期の速い制御と遅い制御を組み合わせた装置・システムを構築でき、効率良く制御ができます。接続されるデバイス局やその制御用途に応じて、デバイス局ごとに通信周期を設定できます。例えば、高速・高精度な制御が必要となるリモートI/Oとは速い通信周期で通信し、状態監視など低速通信でも十分なリモートI/Oとは遅い周期で通信します。

高精度なサーボ同期制御を実現TSN Technology
- 同期精度 ±1µs
- 最大制御軸数 256軸
同一ネットワーク上にサーボアンプと他のデバイス局を接続できるため、サーボモータとデバイス局を高精度に同期させた駆動制御ができます。

接続機器のプロファイル連携機能で、パラメータ設定が容易
- 簡単立上げ
機器の特長を記述したプロファイル(CSP+)をエンジニアリングソフトウェアGX Works3に取り込むことで、パートナー製品を含めた接続機器の一元管理ができます。接続機器ごとに異なる設定も、共通の操作で簡単に実施できます。


簡単トラブルシューティングで、ダウンタイムを短縮可能
- 簡単診断
エンジニアリングソフトウェアGX Works3でCC-Link IE TSNのネットワーク構成を接続順に表示することで、ケーブルの断線箇所やユニットの異常箇所がわかりやすくなります。診断情報をリアルタイムで確認できるため、意図しない配線変更やユニットの設定変更で通信が異常になった場合でもすぐに発見でき、ダウンタイムの短縮につながります。
