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アプリケーション事例 成果物で探す

リチウムイオン二次電池製造工程

リチウムイオン二次電池は、繰り返し充放電ができる電池です。
(単にリチウムイオン電池、リチウムイオンバッテリー、Li-ion電池ともいいます)
下記は、一般的なリチウムイオン二次電池の製造工程において、テンションコントローラ(張力制御装置)や電磁クラッチ・ブレーキがどのように使われているかを紹介します。

リチウムイオン二次電池製造工程
素材準備

解説
[正極・負極材料]
正極・負極に使用する銅箔やアルミ箔を精製します。
圧延や電解製箔することにより、リチウムイオン二次電池に適した高品質な銅箔やアルミ箔を精製します。
大量生産のため、アルミや銅はロール状に巻き取られます。
[セパレータ材料]
正極・負極の間に介在するセパレータは、微多孔質のポリエチレンやポリオレフィンやポリプロピレンが用いられ、成形加工されます。

設備
・電解機
・圧延機
・成形機

電極材塗布

解説
アルミや銅箔に正・負極性を持たせるために電極材を塗布します。
電極材を塗布する際に、塗ムラを防止するためコータ設備では、様々な工夫がなされています。

設備
・コータ

プレス・裁断

解説
電極材料の厚みは高い精度が要求されるため、電極材料を圧延し厚みを均一にします。
厚みが均一に加工された電極材料をスリッタで裁断します。

設備
・圧延機
・スリッタ

電極コイル捲回

解説
量産化を実現させるため、リチウムイオン電池は捲回構造で電極コイルが巻き取られます。

設備
・捲回機

内装組立て

解説
電極コイルと電解液を挿入した電池缶を溶接します。

設備
・電池組立装置
・注液装置
・ビーディング装置

外装組立て

解説
外装を組立てます。

設備
・外装組立装置

薄膜太陽電池製造工程

薄膜太陽電池は、現在多く使われている多結晶シリコン型と比べ、原料のシリコン量が約1/100となり生産コストを大幅にさげることができます。 また、フィルム基材の薄膜式は様々な形状に曲げることができるため、アーケードの屋根等に導入され、今後更なる用途に期待されています。
下記は、薄膜の中でRoll to Rollを用いた太陽電池の製造工程で、どのような工程でテンションコントローラ(張力制御装置)や電磁クラッチ・ブレーキが導入されているかを紹介します。

薄膜太陽電池製造工程
素材準備

解説
部材用のフィルムを成形します。
フィルムの表面、裏面に電極材料を付着させます。

設備
・成形機
・スパッタリング装置
・CVD装置
・PVD装置

電極材の裁断

解説
規定サイズに電極材料を裁断します。

設備
・スリッタ
・カッタ

配線

解説
電極間をリード線でつなげます。

設備
・配線装置

電極材の保護

解説
電極材料を、保護フィルムでラミネートします。

設備
・ラミネータ

関連リンク