Factory Automation

配電用モールド変圧器 低圧配電用モールド変圧器 特長

特長

既設更新に配慮し省スペース化・軽量化をおこなった特定エネルギー消費機器対象外機種です。

  1. 1.低騒音
    磁束密度の最適化により変圧器運転騒音の低減実現し省エネと低騒音化を両立させ、騒音レベルの基準値※1に対して6dBの低騒音化を実現しました。
  2. 2.省スペース・軽量設計
    1980年代当社品比(H種絶縁乾式変圧器 三相100kVA50Hz)で床面積約30%、質量約10%の低減を実現しました。
  3. 3.積重ね設置が可能(保護ケース付の場合)
    容量50kVA以下の保護ケース付の場合、変圧器の積重ね設置ができ、設置スペースを抑えることが可能です。

※1変圧器の騒音レベル基準値:JEM 1118を示します。

積み重ねについて

50kVA以下の同容量もしくは異容量で3段までの積重ねができます。また、単相と三相の積重ねもできます。

  1. 1.異容量変圧器を積重ねる場合には、積重ね用金具を使用し、容量の大きい変圧器を下段にしてください。
  2. 2.同容量もしくは異容量で3段積の場合、最上部には安全上、積重ね用補強を付けてください。(2段積の場合も、積重ね補強を付けることを推奨します。)
  3. 3.積重ね用金具、積重ね用補強はオプションとなります。

特性比較表※2 ※3 ※4 ※5

H種乾式
(1980年代)
従来機種
SUPER V
現行機種
無負荷損(W) 424 404 305
負荷損(W) 1517 1536 1530
全損失(W) 1941 1940 1835
エネルギー消費効率(W) 667 650 550
年間電力量料金(千円) 70.1 68.3 57.8
年間CO2排出量(トン) 3.2 3.1 2.7
  • ※2単位電力量料金は12円/kWhで試算しております。
  • ※3CO2排出係数は0.551[kg-CO2/kWh]としております。(出所:平成26年経済産業省・環境省告示第11号による)
  • ※4電力量料金およびCO2排出量は変圧器で発生する損失分のみの試算を示します。
  • ※5年間電力量料金及び年間CO2排出量はエネルギー消費効率(負荷率40%)にて計算しております。

床面積・質量比較

(三相100kVA50Hz)