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情熱ボイス

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FXマイスター篇

マイクロシーケンサを知り尽くした
「FXマイスター」たちを追う

1FXマイスター誕生まで

社内外で頼りにされる

FXマイスター1期生

ダイヤトレンド株式会社(大阪)
営業部 チーフ

小川 浩幹 マイスター

1999年入社
FXマイスター1期生(2014年認定)

これが「マイスター」のマーク!

Becoming anFX Meister

FXマイスターを志したきっかけは?

大阪市北区に本社を置くダイヤトレンドは、三菱電機のFA製品の販売を手がけるほか、自社製品の企画開発・製造販売も行っている。そのダイヤトレンドで「FXのことなら彼に聞け」と一目置かれている存在が、入社18年目となる営業部チーフの小川浩幹だ。「新入社員だったころ、FXでシーケンサの基礎を学びました。私にとってもFXは思い入れのあるFA機器です」と小川は言う。

小川が上司から「FXマイスター」認定試験の受験を勧められたのは、2014年夏のことだった。

この年の9月にスタートするFXマイスター制度だが、発案当初は関西支社が管轄エリア内の販売商社向けにFXの販売促進施策として打ち出したもの。全国対象ではなかった。それが施策としての有用性を評価され、翌年、全国展開となったのである。
すなわち小川は、この初期のFXマイスター第1期生となるべく、受験を打診されたわけだ。「海のものとも山のものとも分かりませんでしたが、すぐに快諾しました。ただ、受験日が近づくにつれ、落ちたら会社には帰れないというプレッシャーは感じていましたね」と笑いながら当時を振り返る。

この年の応募者は14人で、認定試験は2日に分けて行われた。
1日目は講義のあとにFXに関する知識を問う筆記試験、2日目は営業シーンを設定したロールプレイング形式の面接試験だ。

小川は筆記試験をパーフェクトで通過。しかし、翌日の面接日、資料をすべて家に忘れるという痛恨のミスを犯した。「正直焦りましたが、ロールプレイング形式なら日々の営業と同じようにやればいい、と思って落ち着きました」。実際に完璧な対応で面接試験をこなした小川は、FXマイスターの第1期生とした認定された7人の中でも、トップ評価を得た。

左:第1期生の小川マイスターのバッジのリボンは「青」。
右:名刺用シール。新しいバッジのリボンは「赤」。

とはいえ、聞いてみれば試験に向けて特別な勉強をしたわけではなく、日々の積み重ねが功を成したという。小川は40社ほどの得意先を抱えているが、FA機器の商談相手はほとんどが技術者のため、営業も技術に精通していないと軽くあしらわれてしまう。「営業は豊富な商品知識を持ち、カタログを熟知しておくことが基本。それをベースに、お客様の悩みを解決するシステムを提案していかなければ、受注につながりません。若いころは、得意先回りの電車やバスの中でもカタログを読んで勉強していました」。

豊富な商品知識を持ち、お客様の悩みを解決するシステムを提案していくこと。

Becoming anFX Meister

信頼関係を構築する上で有利に働く

FXマイスターに認定されたことは、取引先と信頼関係を築く上で有利に働いていると小川はいう。「お客様も、よく知らない人から買うより、きちんとした知識を持っている人から買うほうが安心でしょう。FXマイスターであることは、その証しになります」。「FXマイスターになったこととは無関係でしょう」とは言うものの、2016年にはある検査装置メーカーから約5000台にものぼるFXの商談をまとめるなど、その後もこれまで以上に営業実績を重ねている。

FXマイスター制度の創設者 三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 機器フィールドエンジニアリング部 第2グループ主席技師(関西支社駐在)安藤 伸/小川 浩幹マイスター/FXマイスター制度の創設者 三菱電機株式会社 関西支社 機器第二部 駆動機器課 専任 井上 真輔FXマイスター制度の創設者 三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 機器フィールドエンジニアリング部 第2グループ主席技師(関西支社駐在)安藤 伸/小川 浩幹マイスター/FXマイスター制度の創設者 三菱電機株式会社 関西支社 機器第二部 駆動機器課 専任 井上 真輔

FXマイスター制度の創設に携わった関西支社の井上真輔(現・機器第二部駆動機器課専任)は「FXマイスターは知識やスキルだけでなく、FXをこだわって提案しようという情熱を持っている方を認定したかった。その点でも、小川さんはまさしくFXマイスターにふさわしい方です」と高く評価する。

また、技術者の立場からFXマイスターに創設に尽力したFAシステム事業本部機器フィールドエンジニアリング部第2グループ主席技師(関西支社駐在)の安藤伸は「販売の最前線に立つ営業担当者には、お客様のニーズを吸い上げ、私たちメーカーにフィードバックしていただく役も担ってほしい。それがさらにお客様から満足いただける良い製品づくりに繋がりますから。そのためにも、小川さんのような知識と熱意にあふれ、お客様目線を忘れない方にFXマイスターになっていただきたいですね。そして、メーカーである私たちとともにより良い製品づくりのパートナーとしても頑張っていただきたいと思っています」と、これからの活躍に大いに期待を寄せる。

取引先から、社内から、そして三菱電機からも頼りにされている小川だが、新製品や新技術が次々と登場するだけに、勉強を怠ることはない。「FXマイスターになることはゴールではありませんから。FXマイスターなのに『知らない』では恥ずかしいですからね。その点、いい意味でのプレッシャーもあります。これからも『小川の言うことなら間違いない』と言われ続けるような存在になりたい」。

向上心を失わない。それもFXマイスター全員に共通する資質といえるだろう。

FXマイスターの
スゴ技お宝ツール

もっと!マイスター

FXマイスターに認定されると、商談の際に活用できる営業支援ツールとして認定バッジや専用ネックストラップ、名刺用シールなどが配布される。最も役立つのは、無償で1人1台提供されるデモ機だ。

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