情報/ネットワーク シリアル通信

シリアル通信
シリアル通信とは
シーケンサとFA機器をRS-232CまたはRS-485でつなぐ接続方法です。1つの通信ポートでできる通信は1種類のみですが、通信ポートを増設することで、多様なシリアル通信が同時に使用可能です。
RS-232CやRS-485機器を使った通信
並列リンク機能*1
CPUユニットを2台接続し、相互のデバイスデータを自動的にリンクする機能です。他局のON/OFF状態やデータレジスタの数値を確認できます。
リンクしたい点数やリンク時間に応じて、通常並列モード/高速並列モードの2種類から選択できます。並列リンクはCPUユニット1台に1チャンネルのみ使用できます。

無手順通信
コードリーダ、プリンタ、パソコン、計測器などのRS-232C/RS-485インタフェース機器との間で無手順のシリアル通信ができます。

簡易PC間リンク
FX5シーケンサまたはFX3シーケンサ間をRS-485通信で接続し、自動的にデータ交換を行う通信です。

インバータ通信
RS-485通信によってインバータを最大16台まで運転制御することができます。

- *1対応するCPUユニットのファームウェアバージョン、およびソフトウェアバージョンについては、MELSEC iQ-F 総合カタログを参照 してください。
- *2内蔵RS-485ポートおよびFX5-485-BDを含む場合は50m 以下。
シリアル通信
形名 | 通信インタフェース | 最大伝送距離 | 機能種類 | 対応CPUユニット | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FX5U | FX5UC | FX5UJ | FX5S | |||||
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FX5-232-BD | RS-232C | 15m | ・MELSOFT接続 ・MCプロトコル機能(1C/3C/4Cフレーム) ・無手順通信機能 ・通信プロトコル支援機能 |
○ 最大 1台 |
× | ○ 最大 1台 |
○ 最大 1台 |
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FX5-232ADP | ○ 最大 2台 |
○ 最大 2台 |
○ 最大 2台 ※1 |
○ 最大 2台 ※1 |
|||
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FX5U CPUユニット | RS-485 | 50m | ・MELSOFT接続 ・MCプロトコル機能(1C/3C/4Cフレーム) ・無手順通信機能 ・インバータ通信機能 ・簡易PC間リンク機能 ・並列リンク機能 ・通信プロトコル支援機能 |
- | - | - | - |
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FX5UC CPUユニット | - | - | - | - | |||
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FX5-485-BD | ○ 最大 1台 |
× | ○ 最大 1台 |
○ 最大 1台 |
|||
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FX5-485ADP | 1200m | ○ 最大 2台 |
○ 最大 2台 |
○ 最大 2台 ※1 |
○ 最大 2台 ※1 |
||
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FX5-422-BD-GOT | RS-422 | GOTの仕様による | ・GOT接続 | ○ 最大 1台 |
× | ○ 最大 1台 |
○ 最大 1台 |
- ※1通信ボードを使用する場合、最大1台。