指定した間隔または任意のタイミングでデータを収集でき、収集したデータをSDメモリカードにCSVファイルまたはバイナリファイルとして保存します。 保存されたデータを活用し、装置の稼働状況やトラブル原因の解析が効率よく行えます。ロギング設定ツール∗4で簡単な設定を行えば、追加プログラムは不要です。
トラブルが起こったときの前後の状況だけを絞り込んでロギングする[トリガロギング]で、効率よくトラブルの解析が可能。条件を設定すれば重要なデータのみ保存できます。ワークの測定値を保存し、トレーサビリティに使用できます。
GX LogViewer∗1は、データロギング機能∗1をもつユニットで収集した大容量のデータを、わかりやすい操作で表示・分析するツールです。
設定ツールやエンジニアリングツールと同じ操作で接続先の設定を行うことができ、簡単にロギングファイルの確認ができます。
GX LogViewer∗1は、GX Works3に同梱しています。または、が可能です。
FTPサーバ機能∗1では、遠隔地の事務所から工場のロギングファイルの取得が可能。工場に行くことなく、ロギングファイルを管理でき、保全作業が軽減できます。
FTPクライアント機能∗1∗2では、上位システム(FTPサーバ)で複雑な設定・操作をすることなく、ファイル転送機能用命令を使用して、工場のシーケンサのロギングファイルをサーバへ転送できます。
MELSEC iQ-Fシリーズではロギング機能を内蔵しています。基本的な設定の流れについて動画でご紹介します。
ロギングに必要なハードウェア、ソフトウェアを準備をします。
CPUユニットロギング設定ツールで設定を行います。連続ロギングで10個のワードデバイスを100ms間隔でロギングする設定をします。
CPUユニットロギング設定ツールでロギング設定をFX5U CPUに書き込みます。
CPUユニットロギング設定ツールでロギングを開始/停止します。
CPUユニットロギング設定ツールでFX5U CPUのSDメモリカードに保存されているロギングデータを読出し、保存します。
SDメモリカードからGX LogViewerでロギングファイルを読出して、グラフ表示します。
GX LogViewerでロギングデータをバイナリファイルからCSV形式に変換します。