Factory Automation

シーケンサ MELSEC-Qシリーズ 特長 情報/ネットワーク

高速データコミュニケーション

制御データのリアルタイム転送により生産性・装置価値向上を支援する高速データコミュニケーションユニット

高速データコミュニケーションユニット

QJ71DC96

シーケンススキャンと同期した高精度なデータをEthernet経由でパソコン上のユーザープログラムへ転送することができます。
従来の通信方式では実現できなかった詳細な制御データの転送を実現し、ユーザーアプリケーションによるリアルタイムデータ分析およびこれによりもたらされる生産性・装置価値向上を支援します。

大容量のデータを高速かつ確実にリアルタイム転送

  • 高速データコミュニケーションユニットは、ストリーミング転送方式でデータ通信を行います。これにより短い周期で連続的、かつ高速に大容量のデータを転送できます。また、信頼性の高いTCP/IP通信により、データを確実にサーバー用パソコンへ転送できます。

通信プロトコルを意識しないデータ収集

  • パソコンと本ユニットとの通信に必要な機能を、Visual C#®とJava®のクラスライブラリ形式で提供します。クラスライブラリを利用することで、通信プロトコルを意識することなく、簡単なユーザープログラムのみでデータを収集できます。

用途にあったデータをラベルで効率よく収集

  • 収集したいデータごとにラベル(名前)を付けて、パソコンに転送されるデータを分かりやすく分類できます。また、複数のラベルをグループ化し、装置やユーザーごとにラベルグループとして管理できます。ユーザーレベルに応じたラベルグループへのアクセス制限も設定できます。
  • *1.エンジニアリングソフトウェア GX Works2のプロジェクトのラベルを本ユニットの設定ツールにインポートするには、1.44W以降のGX Works2が必要です。