シーケンサ MELSEC iQ-Rシリーズ 特長 CPU
安全CPUユニット
国際安全規格に適合した安全CPUユニットは標準的なシーケンス制御に加え、安全に機械を停止する安全制御を行えます。また安全駆動機器との連携で、安全を確保しながらも頻繁な機械停止を避けられるシステムを構築できます。
ISO 13849-1 PL eIEC 61508 SIL 3
R08SFCPU-SET80K*1
R16SFCPU-SET160K*1
R32SFCPU-SET320K*1
R120SFCPU-SET1200K*1
- *1.安全制御のプログラム容量は40Kステップです。
インタフェース
特長<sup>1つのCPUユニットで安全と一般を統合</sup>
- 1システム
- 省スペース化
- コスト削減
- 安全CPUユニットとCC-Link IE TSNまたはCC-Link IEフィールドネットワークを使用することで、一般と安全を1つのシステムに統合できます
- 別々のシーケンサやネットワークを準備する必要がなく、省スペース化とコスト削減ができます
一般制御も安全制御も共通のエンジニアリング環境
- 統合プログラム
- 一般制御用プログラムも安全制御用プログラムも1つのプロジェクトファイルとして統合して、エンジニアリングソフトウェアGX Works3で管理できます
- 複数のプロジェクトファイルを管理する手間を軽減します
性能仕様
安全CPUユニット性能仕様
LD:ラダーダイアグラムST:ストラクチャードテキストFBD:ファンクションブロックダイアグラム
項 目 | R08SFCPU-SET*2 | R16SFCPU-SET*2 | R32SFCPU-SET*2 | R120SFCPU-SET*2 |
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安全度レベル(SIL) | SIL 3(IEC 61508) | |||
パフォーマンスレベル(PL) | PL e(EN/ISO 13849-1) | |||
演算制御方式 | ストアードプログラム繰返し演算 | |||
入出力制御方式 | リフレッシュ方式(ダイレクトアクセス入出力(DX、DY)の指定によりダイレクトアクセス入出力可) | |||
プログラム言語 | LDST*3FBD*3 |
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プログラミング拡張機能 | ファンクションブロック(FB)、ラベルプログラミング(ローカル/グローバル) | |||
プログラム実行タイプ | 定周期実行タイプ、初期実行タイプ*3、スキャン実行タイプ*3、イベント実行タイプ*3、待機タイプ*3 | |||
メモリ容量 | ||||
プログラム容量[ステップ] | 80K (安全プログラム用:40K) |
160K (安全プログラム用:40K) |
320K (安全プログラム用:40K) |
1200K (安全プログラム用:40K) |
プログラムメモリ[バイト] | 320K | 640K | 1280K | 4800K |
デバイス/ラベルメモリ*4[バイト] | 1178K | 1710K | 2306K | 3370K |
データメモリ[バイト] | 5M | 10M | 20M | 40M |
機能 | ||||
SLMP通信機能 | ● | ● | ● | ● |
シンプルCPU通信機能*5*6 | ● | ● | ● | ● |
- *2.R□SFCPU-SETは安全CPUユニット(R□SFCPU)と安全機能ユニット(R6SFM)のセット品です。
- *3.安全制御プログラムでは使用できません。
- *4.拡張SRAMカセットを装着することにより、デバイス/ラベルメモリエリアを拡張できます。
- *5.ファームウェアバージョン“30”以降で対応します。
- *6.シンプルCPU通信機能の接続機器一覧はこちらをご参照ください。