シーケンサ MELSEC iQ-Rシリーズ 特長 CPU
WinCPUユニット
Windows®アプリケーションをベースユニット上で使用できるので、他のCPUユニットや入出力ユニットなどと簡単に情報連携ができます。シーケンサと同等の堅牢性を備え、過酷な現場においても安定して動作し続けるパソコン環境を提供します。自然冷却による動作を実現しており、ファンの故障による動作停止リスクがありません。
特長<sup>豊富なインタフェースでつながる、広がる</sup>
- 汎用インタフェース
- パソコンと同様のインタフェースを備えており、市販の機器を接続してシステムを構成できます
- 周辺機器を接続するインタフェースにUSB、Ethernet、RS-232、HDMIを備えており、ストレージにCFast™カード、SDメモリカードをご利用いただけます
Windows®を活用した情報処理
- Windows®活用
- マルチCPU構成
- 開発資産の活用
- オフィスで使い慣れたWindows®を活用し、制御情報の演算・加工、コンピューターとのデータ送受信といった情報処理を実現できます
- シーケンサCPUユニットとのマルチCPU構成が可能なため、既存の装置にWindows®を活用した機能を手軽に追加できます
- Microsoft® Visual Basic®/Visual C#®などの視覚的にわかりやすい開発環境や、すでにある開発資産をご利用いただけます
プリインストールされた関数を活用して、ITシステムを簡単に構築
- ITシステムを簡単構築
- 開発環境Microsoft® Visual Studio®を使って、現場のITシステムを構築できます
- あらかじめインストールされている関数(C言語コントローラユニット専用関数、MELSEC通信関数)を使用することで、簡単にシーケンサシステムと通信ができます
- 現場にパソコンを持ち込む必要が無いので、スペース確保や機材準備の手間がかかりません
現場で開発できるため、情報漏洩のリスクを軽減
- 堅牢なセキュリティ
- セキュリティ意識の高まりから、現場にパソコンを持ち込むことが困難になってきています。WinCPUユニットは、現場でパソコンと同様にお使いいただけます
- WinCPUユニットを制御盤内にあらかじめ設置しておけば、技術や情報の持ち去り、ウイルスの混入などのリスクを軽減できます
- エンジニアリングソフトウェアをインストールし、キーボード、マウス、ディスプレイを接続しておけば、急なメンテナンスも容易です
性能仕様
WinCPUユニット性能仕様
項 目 | R102WCPU-W |
---|---|
ハードウェア仕様 | |
MPU | Intel Atom® E3930 Dual Core |
メインメモリ[バイト] | 4G |
内蔵ストレージ(CFast™)[バイト] | 60G |
ソフトウェア仕様 | |
OS | Windows® 10 IoT Enterprise LTSC 2019 |
プログラム言語 | C/C++、Visual Basic®、C# |
周辺機器接続ポート | |
増設SSD | CFast™(SATA Ⅲ)×1 |
USB | USB3.0×1/USB2.0×3 |
Ethernet | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2 |
SDメモリカード | SDHC High Speed×1 |
表示 | |
インタフェース | HDMI 1.4b×1 |