Factory Automation

インバータ FREQROL-A800シリーズ 保護機能

重故障

保護機能動作にてインバータを出力遮断し、異常出力します。

加速中過電流遮断

操作パネル表示 E.OC1
液晶操作パネル表示 加速中過電流遮断
名称 加速中過電流遮断
内容 加速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約235%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 急加速運転ではないか。
  • 昇降機の下降加速時間が長くないか。
  • 出力短絡はないか。
  • モータの定格周波数が50Hzにもかかわらず、Pr.3 基底周波数の設定値が60Hzになっていないか。
  • ストール防止動作レベルの設定が高過ぎる。高応答電流制限機能が動作しない設定になっている。
  • 回生頻度が高くないか。( 回生時には出力電圧がV/F基準値より大きくなり、モータ電流増加による過電流ではないか。)
  • RS-485端子用電源が短絡していないか。(ベクトル制御時)
  • PLGの配線や仕様(PLG電源、分解能、差動/ コンプリメンタリ)は正しいか。また、モータの配線(U、V、W)は正しいか。(ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
  • インバータとモータ容量があっているか。(PMセンサレスベクトル制御)
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。(PMセンサレスベクトル制御)
処置
  • 加速時間を長くする。(昇降機の下降加速時間を短くする。)
  • 始動時に、「E.OC1」が必ず点灯する場合、1度モータを外して始動させてみてください。それでも「E.OC1」が点灯する場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。
  • 出力短絡のないように配線を確認する。
  • Pr.3 基底周波数を50Hzに設定する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • ストール防止動作レベルの設定を下げる。高応答電流制限機能が動作する設定に変更する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • Pr.19 基底周波数電圧に基底電圧( モータの定格電圧など) を設定してください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • RS-485端子接続を確認する。(ベクトル制御時)
  • PLGやモータの配線、仕様を確認する。PLGやモータの仕様に合わせた設定を行う。(ベクトル制御時)
    (FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • インバータとモータ容量をあわせる。(PMセンサレスベクトル制御)
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動/つれ回り引き込み(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)機能を設定する。(PMセンサレスベクトル制御)

定速中過電流遮断

操作パネル表示 E.OC2
液晶操作パネル表示 定速中過電流遮断
名称 定速中過電流遮断
内容 定速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約235%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 負荷の急変はないか。
  • 出力短絡はないか。
  • ストール防止動作レベルの設定が高過ぎる。高応答電流制限機能が動作しない設定になっている。
  • RS-485端子用電源が短絡していないか。(ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
  • インバータとモータ容量があっているか。(PMセンサレスベクトル制御)
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。(PMセンサレスベクトル制御)
処置
  • 負荷の急変をなくす。
  • 出力短絡のないように配線を確認する
  • ストール防止動作レベルの設定を下げる。高応答電流制限機能が動作する設定に変更する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • RS-485 端子接続を確認する。(ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • インバータとモータ容量をあわせる。(PMセンサレスベクトル制御)
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動/ つれ回り引き込み(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)機能を設定する。(PMセンサレスベクトル制御)

減速中過電流遮断

操作パネル表示 E.OC3
液晶操作パネル表示 減速中過電流遮断
名称 減速/停止中過電流遮断
内容 減速中(加速中、定速中以外)に、インバータ出力電流が定格電流の約235%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 急減速運転ではないか。
  • 出力短絡はないか。
  • モータの機械ブレーキ動作が早すぎないか。
  • ストール防止動作レベルの設定が高過ぎる。高応答電流制限機能が動作しない設定になっている。
  • RS-485端子用電源が短絡していないか。(ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
  • インバータとモータ容量があっているか。(PMセンサレスベクトル制御)
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。(PMセンサレスベクトル制御)
処置
  • 減速時間を長くする。
  • 出力短絡のないように配線を確認する。
  • 機械ブレーキ動作を調査する。
  • ストール防止動作レベルの設定を下げる。高応答電流制限機能が動作する設定に変更する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • RS-485端子接続を確認する。(ベクトル制御時)
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • インバータとモータ容量をあわせる。(PMセンサレスベクトル制御)
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動/つれ回り引き込み(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)機能を設定する。(PMセンサレスベクトル制御)

加速中過電圧遮断

操作パネル表示 E.OV1
液晶操作パネル表示 加速中過電圧遮断
名称 加速中回生過電圧遮断
内容 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。
チェックポイント
  • 加速度がゆるやかすぎないか。(昇降負荷で下降加速時など)
  • Pr.22 ストール防止動作レベルを無負荷電流以下に設定していないか。
  • 負荷イナーシャが大きい用途で、ストール防止が頻繁に動作していないか。
処置
  • 加速時間を短くする。
    回生回避機能(Pr.882~Pr.886)を使用する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • Pr.22を無負荷電流より大きく設定する。
  • Pr.154 ストール防止動作中の電圧低減選択=“10、11”に設定する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

定速中過電圧遮断

操作パネル表示 E.OV2
液晶操作パネル表示 定速中過電圧遮断
名称 定速中回生過電圧遮断
内容 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。
チェックポイント
  • 負荷の急変はないか。
  • Pr.22 ストール防止動作レベルを無負荷電流以下に設定していないか。
  • 負荷イナーシャが大きい用途で、ストール防止が頻繁に動作していないか。
  • 加減速時間が短くないか。
処置
  • 負荷の急変をなくす。
  • 回生回避機能(Pr.882~Pr.886)を使用する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • 必要に応じてブレーキユニット、多機能回生コンバータ(FR-XC)または電源回生共通コンバータ(FR-CV)を使用してください。
  • Pr.22を無負荷電流より大きく設定する。
  • Pr.154 ストール防止動作中の電圧低減選択=“10、11”に設定する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • 加減速時間を長くする。(ベクトル制御や磁束ベクトル制御では出力トルクを大きく取れますが、急加速を行うと、速度がオーバーシュートし、過電圧が発生する場合があります。)

減速中過電圧遮断

操作パネル表示 E.OV3
液晶操作パネル表示 減速中過電圧遮断
名称 減速/停止中回生過電圧遮断
内容 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。
チェックポイント
  • 急減速運転ではないか。
  • 負荷イナーシャが大きい用途で、ストール防止が頻繁に動作していないか。
処置
  • 減速時間を長くする。( 負荷の慣性モーメントに見合った減速時間にする)。
  • 制動頻度を減らす。
  • 回生回避機能(Pr.882 ~ Pr.886)を使用する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • 必要に応じてブレーキユニットまたは電源回生共通コンバータ(FR-CV) を使用してください。
  • Pr.154 ストール防止動作中の電圧低減選択=“10、11”に設定する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

インバータ過負荷遮断

操作パネル表示 E.THT
液晶操作パネル表示 インバータ過負荷遮断
名称 インバータ過負荷遮断(電子サーマル)
内容 定格出力電流以上の電流が流れ、かつ過電流遮断(E.OC[]) に至らない状態で、出力トランジスタ素子の温度が保護レベルを超えた場合、インバータの出力を停止します。(過負荷耐量 150% 60s)
チェックポイント
  • 加減速時間が短くないか。
  • トルクブーストの設定値が大きすぎ(小さすぎ)ないか。
  • 適用負荷選択の設定が実機の負荷特性に合っているか。
  • モータを過負荷で使用していないか。
  • PLG の配線や仕様(PLG 電源、分解能、差動/ コンプリメンタリ)は正しいか。また、モータの配線(U、V、W)は正しいか。(ベクトル制御時)
処置
  • 加減速時間を長くする。
  • トルクブーストの設定値を調整する。
  • 適用負荷選択の設定を実機の負荷特性に合わせ設定する。
  • 負荷を軽くする。
  • PLG やモータの配線、仕様を確認する。PLG やモータの仕様に合わせた設定を行う。(ベクトル制御時)(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

モータ過負荷遮断

操作パネル表示 E.THM
液晶操作パネル表示 モータ過負荷遮断
名称 モータ過負荷遮断(電子サーマル)
内容 過負荷や低速運転中での冷却能力低下によるモータの過熱を、インバータ内蔵の電子サーマルが感知し、Pr.9 電子サーマルの設定値の85%となったときプリアラーム(TH表示)となり、規定値となると、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。多極モータなど特殊なモータや複数台のモータを運転する場合は、電子サーマルではモータ保護はできませんので、インバータ出力側にサーマルリレーを設けてください。
チェックポイント
  • モータを過負荷で使用していないか。
  • モータ選択のパラメータPr.71 適用モータの設定は正しいか。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • ストール防止動作の設定は適切か。
処置
  • 負荷を軽くする。
  • 定トルクモータの場合は、Pr.71の設定を定トルクモータの設定にする。
  • ストール防止動作の設定を適切にする。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

フィン過熱

操作パネル表示 E.FIN
液晶操作パネル表示 フィン過熱
名称 フィン過熱
内容 冷却フィンが過熱すると、温度センサーが動作し、インバータの出力を停止します。 フィン過熱保護動作温度の約85%になるとFIN信号を出力することができます。 FIN信号出力に使用する端子は、Pr.190~Pr.196(出力端子機能選択)のいずれかに“26(正論理)または126(負論理)”を設定して割り付けてください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
チェックポイント
  • 周囲温度が高すぎないか。
  • 冷却フィンの目づまりはないか。
  • 冷却ファンが停止してないか(操作パネルにFNが表示されていないか)。
処置
  • 周囲温度を仕様以内とする。
  • 冷却フィンの清掃を行う。
  • 冷却ファンを交換する。

瞬時停電

操作パネル表示 E.IPF
液晶操作パネル表示 瞬時停電
名称 瞬時停電(標準構造品、IP55対応品のみ)
内容 15msをこえる停電(インバータ入力遮断も同じ)が生じた場合に、制御回路誤動作防止のため、瞬時停電保護機能が動作し、インバータ出力を停止します。 100ms以上停電が続くと異常警報出力は動作せず、復電したとき始動信号がONであるとインバータは再始動します。(15ms以内の瞬停であればインバータは動作を続けます。) また、運転状態( 負荷の大きさ、加減速時間設定など) によっては、復電時に過電流保護などが動作することがあります。 瞬時停電保護が動作すると、IPF信号を出力します。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
チェックポイント 瞬停発生の原因調査
処置
  • 瞬停の復旧
  • 瞬停時のバックアップ電源を用意する。
  • 瞬停再始動の機能(Pr.57)を設定する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

不足電圧

操作パネル表示 E.UVT
液晶操作パネル表示 不足電圧
名称 不足電圧(標準構造品、IP55対応品のみ)
内容 インバータの電源電圧が下がると制御回路が正常な機能を発揮しなくなります。また、モータのトルク不足や発熱の増加を生じます。このため電源電圧が約AC150V(400V クラスは約AC300V)以下になるとインバータの出力を停止します。
P/+、P1間の短絡片がないと不足電圧保護機能が動作します。
不足電圧保護が動作すると、IPF信号を出力します。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
チェックポイント
  • 大容量モータの始動はなかったか。
  • 端子P/+-P1間の短絡片を取り外していないか。
処置
  • 電源など電源系統機器を調査。電源電圧が不安定な場合などに、この機能が動作する場合は、不足電圧レベル(直流母線電圧値)を変更します。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • DC リアクトルを接続する場合以外は端子P/+-P1間の短絡片は取り付けたままにする。
  • 上記対策で改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。

入力欠相

操作パネル表示 E.ILF
液晶操作パネル表示 入力欠相
名称 入力欠相(標準構造品、IP55対応品のみ)
内容 Pr.872 入力欠相保護選択にて機能有効設定(=1)として、3相電源入力のうち1相が欠相するとインバータの出力を停止します。Pr.872の設定が初期値(Pr.872 =“0”)の場合、この保護機能は機能しません。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
チェックポイント 3相電源入力用ケーブルに断線がないか。
処置
  • 配線を正しく行う。
  • 断線箇所の補修を行う。

ストール防止による停止

操作パネル表示 E.OLT
液晶操作パネル表示 ストール防止による停止
名称 ストール防止による停止
内容 [V/F] [磁束]
ストール防止動作により、出力周波数が0.5Hz の値まで降下し、3s 経過した場合、アラーム(E.OLT) を表示し、インバータの出力を停止します。ストール防止動作中はOL。
[センサレス] [ベクトル] [PM]
速度制御している場合に、トルク制限動作により、Pr.865 低速度検出(初期値は1.5Hz)設定値まで周波数が降下し、かつ出力トルクがPr.874 OLT レベル設定(初期値は150%)設定値を超えた状態が3s経過した場合、アラーム(E.OLT) を表示し、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • モータを過負荷で使用していないか。
  • Pr.865 、Pr.874の設定値は正しいか。
    (V/F 制御、アドバンスト磁束ベクトル制御時はPr.22 ストール防止動作レベルの設定値を確認してください。)
  • PMセンサレスベクトル制御時に、モータを接続しないで運転していないか。
処置
  • 負荷を軽くする。
  • Pr.22 、Pr.865 、Pr.874の設定値を変更する。(V/F 制御、アドバンスト磁束ベクトル制御時は、Pr.22の設定値を確認してください。)
  • モータを接続しないでテスト運転する場合は、PMセンサレスベクトル制御テスト運転の設定にする。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • ストール防止(過電流)警報(OL)、ストール防止(過電圧)警報(oL)の対策も確認してください。

モータ脱調

操作パネル表示 E.SOT
[PM]
液晶操作パネル表示 モータ脱調
名称 脱調検出
内容 モータが脱調した場合にインバータの出力を停止します。(PMセンサレスベクトル制御時のみ機能します。)
チェックポイント
  • PMモータを過負荷で運転していないか。
  • PMモータがフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。
  • PMセンサレスベクトル制御時に、モータを接続しないで運転していないか。
  • PMモータ(MM-CF)以外のモータを駆動していないか。
処置
  • 加速時間設定を長くする。
  • 負荷を軽くする。
  • モータフリーラン中に再始動する場合は、Pr.57 再始動フリーラン時間≠“9999”として瞬停再始動を選択してください。
  • IPMモータの接続を確認する。
  • モータを接続しないでテスト運転する場合は、PMセンサレスベクトル制御テスト運転の設定にする。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • IPMモータ(MM-CF シリーズ)を使用する。
  • MM-CF以外のPMモータを駆動する場合はオフラインオートチューニングを実施してください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

上限故障検出

操作パネル表示 E.LUP
液晶操作パネル表示 上限故障検出
名称 上限故障検出
内容 負荷が上限故障検出幅を超えた場合にインバータの出力を停止します。Pr.1490の設定が初期値(Pr.1490=“9999”)の場合、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • 装置に負荷がかかり過ぎていないか。
  • 負荷特性の設定は適切か。
処置
  • 装置を点検する。
  • 負荷特性(Pr.1481~Pr.1487)を設定しなおす。

下限故障検出

操作パネル表示 E.LDN
液晶操作パネル表示 下限故障検出
名称 下限故障検出
内容 負荷が下限故障検出幅を下回った場合にインバータの出力を停止します。Pr.1491の設定が初期値(Pr.1491=“9999”)の場合、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • 装置の負荷が軽過ぎないか。
  • 負荷特性の設定は適切か。
処置
  • 装置を点検する。
  • 負荷特性(Pr.1481~Pr.1487)を設定しなおす。

ブレーキ回路異常

操作パネル表示 E.BE
液晶操作パネル表示 ブレーキ回路異常
名称 ブレーキトランジスタ異常検出
内容
  • ブレーキトランジスタの破損などブレーキ回路に異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。
    この場合、速やかにインバータの電源を遮断する必要があります。
  • コンバータ分離タイプ、IP55 対応品は内部回路異常時に表示します。
チェックポイント
  • 負荷イナーシャを小さくする。
  • 制動の使用頻度は適正か
処置 インバータを交換してください。

出力側地絡過電流

操作パネル表示 E.GF
液晶操作パネル表示 出力側地絡過電流
名称 出力側地絡過電流
内容 インバータの出力側(負荷側)で地絡が生じ、地絡過電流が流れるとインバータの出力を停止します。
チェックポイント モータ、接続線に地絡はないか。
処置 地絡箇所を復旧する。

出力欠相

操作パネル表示 E.LF
液晶操作パネル表示 出力欠相
名称 出力欠相
内容 インバータの出力側(負荷側)3相(U、V、W) のうち、1相が欠相するとインバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 配線を確認する。(モータは正常か)
  • インバータ容量より小さいモータを使用していないか。
  • モータフリーラン中にインバータに始動指令が入っていないか。(PMセンサレスベクトル制御)
処置
  • 配線を正しく行う。
  • モータが停止してから始動信号を入れる。または瞬停再始動/ つれ回り引き込み(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)機能を設定する。(PMセンサレスベクトル制御)

外部サーマル動作

操作パネル表示 E.OHT
液晶操作パネル表示 外部サーマル動作
名称 外部サーマル動作
内容 外部に設けたモータ過熱保護用サーマルリレーまたはモータ埋込み形温度リレーなどが動作(接点開)したとき、インバータの出力を停止します。Pr.178~Pr.189(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値“7”(OH 信号)を設定した場合に機能します。初期状態(OH信号割りつけなし)ではこの保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • モータが過熱していないか。
  • Pr.178~Pr.189(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値“7”(OH信号)が正しく設定されているか。
処置
  • 負荷、運転頻度を低減する。
  • リレー接点が自動復帰しても、リセットしない限りインバータは再始動しません。

PTC サーミスタ動作

操作パネル表示 E.PTC
液晶操作パネル表示 PTC サーミスタ動作
名称 PTC サーミスタ動作
内容 端子2-10 間に接続されたPTC サーミスタの抵抗値がPr.561 PTC サーミスタ保護レベル以上となり、Pr.1016PTC サーミスタ保護検出時間以上経過した場合、インバータの出力を停止します。Pr.561の設定が初期値(Pr.561=“9999”) の場合、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • PTCサーミスタとの接続を確認する。
  • Pr.561 、Pr.1016の設定値を確認する。
  • モータを過負荷で運転していないか。
処置 負荷を軽くする。

オプション異常

操作パネル表示 E.OPT
液晶操作パネル表示 オプション異常
名称 オプション異常
内容
  • 高力率コンバータ(FR-HC2)または電源回生共通コンバータ(FR-CV)接続時(Pr.30 回生機能選択=“2”設定時)に、誤って、R/L1、S/L2、T/L3 端子に交流電源を接続すると表示されます。
  • トルク制御時、Pr.804 トルク指令権選択により内蔵オプションによるトルク指令を選択していて、内蔵オプションを接続していない場合表示されます。
  • 機械端オリエント制御設定時、ベクトル制御対応内蔵オプションと制御端子オプション(FR-A8TP)のどちらか一方でも装着していない場合に表示されます。
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを変更した場合にも表示されます。
  • Pr.296 パスワード保護選択=“0、100”として、通信オプションを装着した場合に表示されます。
チェックポイント
  • 高力率コンバータ(FR-HC2)または電源回生共通コンバータ(FR-CV)接続時(Pr.30=“2”設定時)に、R/L1、S/L2、T/L3 端子に交流電源を接続していないか。
  • トルク指令設定用の内蔵オプションは接続されているか。
  • ベクトル制御対応内蔵オプション、制御端子オプション(FR-A8TP)を正しく装着しているか。Pr.393 オリエント選択 、Pr.862 PLG オプション選択の設定は正しいか。
  • Pr.296=“0、100”として、パスワード保護されていないか。
処置
  • Pr.30の設定、FR-HC2、FR-CVとの配線を確認する。
  • 高力率コンバータ接続時、R/L1、S/L2、T/L3 端子に交流電源を接続してしまうと、インバータが破損している可能性があります。お買上店または当社営業所までご連絡ください。
  • 内蔵オプションの接続を確認する。Pr.804の設定を確認する。
  • ベクトル制御対応内蔵オプション、制御端子オプション(FR-A8TP) を正しく装着する。Pr.393、Pr.862を正しく設定する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを初期状態に戻す。(各オプションの取扱説明書参照)
  • 通信オプション装着時にパスワード保護をする場合は、Pr.296≠“0、100”としてください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

オプション1異常~オプション3異常

操作パネル表示 E.OP1~E.OP3
液晶操作パネル表示 オプション1異常~オプション3異常
名称 通信オプション異常
内容
  • 通信オプションにおける通信回線異常が発生した場合にインバータの出力を停止します。
  • FR-A800-GFのCC-Link IE フィールドネットワーク通信基板における通信回線異常が発生した場合にインバータの出力を停止します。
  • FR-A8APRを装着して、レゾルバ付きモータを使用している場合、FR-A8APRの異常が発生したときや、レゾルバ配線が正しく接続されていないときにインバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • オプション機能設定、操作がまちがっていないか。
  • 内蔵オプションは確実にコネクタに接続されているか。
  • FR-A800-GFのCC-Link IE フィールドネットワーク通信基板は、確実にインバータ制御回路基板のコネクタに接続されているか。
  • 通信ケーブルが断線していないか。
  • 終端抵抗が正しくついているか。
  • レゾルバ配線は正しいか。(FR-A8APR 使用時)
処置
  • オプション機能の設定などを確認する。
  • 内蔵オプションの接続を確実に行う。
  • FR-A800-GFのCC-Link IE フィールドネットワーク通信基板の接続を確実に行う。
  • 通信ケーブルの接続を確認する。
  • レゾルバ配線を確認する。(FR-A8APR使用時)
  • インバータリセットしても再度発生する場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。

エラー16~エラー20

操作パネル表示 E.16~E.20
液晶操作パネル表示 エラー16~エラー20
名称 シーケンス機能ユーザ定義異常
内容 シーケンス機能の特殊レジスタSD1214に“16~20”を設定することで保護機能を動作させることができます。保護機能を動作させると、インバータは出力を停止します。
シーケンス機能有効時に機能します。初期値(Pr.414=“0”) の場合、この保護機能は機能しません。
シーケンスプログラムにより任意の文字列をFR-LU08やFR-PU07に表示させることができます。
チェックポイント 特殊レジスタSD1214に“16~20”を設定していないか。
処置 特殊レジスタSD1214に“16~20”以外の値を設定する。

内部素子異常

操作パネル表示 E.PE6
液晶操作パネル表示 その他エラー
名称 内部素子異常
内容 パラメータ操作中に、電源遮断によりデータ書き込みに失敗した場合、もしくは記憶素子のデータ異常がある場合に、インバータリセットを実施すると発生します。
チェックポイント パラメータ操作中に電源遮断が発生していないか。
処置 電源や電源系統機器を調査し、異常がないことを確認してください。
  • パラメータ操作中の電源遮断に E.PE6 が発生した場合
    Pr.890の読出し値を確認し、“7” 以下であればパラメータオールクリア後にインバータリセットを実施してください。パラメータオールクリア前に変更していたパラメータを再設定してください。
  • 上記以外で E.PE6 が発生した場合(通常の電源 OFF/ON、インバータリセット時に発生した場合)
    お買上店または当社営業所までご連絡ください。

パラメータ記憶素子異常

操作パネル表示 E.PE
液晶操作パネル表示 パラメータ記憶素子異常
名称 パラメータ記憶素子異常
内容 記憶しているパラメータに異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。(EEPROMの故障)
チェックポイント パラメータの書込み回数が多くないか。
処置 お買上店または当社営業所までご連絡ください。
通信などで頻繁にパラメータ書込みを行う場合は、Pr.342 通信EEPROM書込み選択の設定値を“1”にしRAM書込みとしてください。ただし、RAM書込みですので電源をOFFするとRAM書込み以前の状態に戻ります。

PU抜け

操作パネル表示 E.PUE
液晶操作パネル表示 PU抜け
名称 PU抜け
内容
  • Pr.75 リセット選択/PU 抜け検出/PU 停止選択でPU抜け検出機能を有効にしたときに、操作パネルおよびパラメータユニットを外すなどして、本体とPUの交信が中断するとインバータの出力を停止します。
  • PUコネクタからのRS-485通信でPr.121 PU通信リトライ回数≠“9999”のときに、リトライ許容回数以上連続して通信エラーが発生するとインバータの出力を停止します。
  • PUコネクタからのRS-485通信でPr.122 PU 通信チェック時間間隔に設定された時間通信が途切れた場合もインバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 操作パネルまたはパラメータユニットの取付けに緩みはないか。
  • Pr.75の設定値を確認する。
処置 操作パネルまたはパラメータユニットの取付けを確実に行う。

リトライ回数オーバー

操作パネル表示 E.RET
液晶操作パネル表示 リトライ回数オーバー
名称 リトライ回数オーバー
内容 Pr.67 アラーム発生時リトライ回数で設定したリトライ回数以内に正常に運転再開できなかった場合、インバータの出力を停止します。Pr.67を設定した場合に機能します。初期値(Pr.67=“0”) の場合、この保護機能は機能しません。
チェックポイント 異常発生原因の調査
処置 この保護機能の1つ前の保護機能が動作した原因の処置を行う。

パラメータ記憶素子異常2

操作パネル表示 E.PE2
液晶操作パネル表示 パラメータ記憶素子異常2
名称 パラメータ記憶素子異常
内容 記憶しているパラメータに異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。(EEPROMの故障)
チェックポイント
処置 お買上店または当社営業所までご連絡ください。

CPU 異常/エラー5/エラー6/エラー7

操作パネル表示 E.CPU E. 5 E. 6 E. 7
液晶操作パネル表示 CPU異常 エラー5 エラー6 エラー7
名称 CPU異常
内容 内蔵CPUの通信異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。
チェックポイント インバータの周囲に過大ノイズを発生している機器などはないか。
処置
  • インバータの周囲に過大なノイズを発生する機器などがある場合、そのノイズ対策を行ってください。
  • お買上店または当社営業所までご連絡ください。

回路異常

操作パネル表示 E.CTE
液晶操作パネル表示 回路異常
名称 操作パネル用電源短絡/RS-485端子用電源短絡
内容
  • 操作パネル用電源(PUコネクタ) が短絡したとき、電源出力を遮断し、インバータの出力を停止します。このとき、操作パネル(パラメータユニット)の使用、PUコネクタからのRS-485通信は不可能となります。
    リセットするときは、端子RES入力、RS-485端子からの通信によるリセット、電源遮断後再投入のいずれかの方法を使用してください。
  • RS-485端子用電源が短絡したとき、電源出力を遮断します。このときは、RS-485端子からの通信は不可能となります。
    リセットするときは、操作パネルの[STOP/RESETキー]を押す、端子RES入力、電源遮断後再投入のいずれかの方法を使用してください。
チェックポイント
  • PUコネクタ接続線が短絡していないか。
  • RS-485端子の接続に間違いはないか。
処置
  • PU、ケーブルを調査。
  • RS-485端子接続の確認

DC24V電源異常

操作パネル表示 E.P24
液晶操作パネル表示 DC24V電源異常
名称 DC24V電源異常
内容
  • 端子PCより出力するDC24V電源が短絡したとき、または外部より入力するDC24V電源の電圧が不足したときに電源出力を遮断します。
    このとき、外部接点入力はすべてOFFとなります。端子RES入力にてリセットすることはできません。リセットするときは、操作パネルを用いるか電源遮断後再投入のいずれかの方法を使用してください。
チェックポイント
  • PC端子出力が短絡していないか。
  • 外部24V電源の供給電圧は正しいか。
処置
  • 短絡箇所を復旧する。
  • 24Vの電圧を供給する。(24V入力回路の供給電圧不足が長時間続くと、内部回路が熱くなることがあります。破損には至りませんが、正しい電圧を入力してください。)

出力電流検出値オーバー

操作パネル表示 E.CDO
液晶操作パネル表示 出力電流検出値オーバー
名称 出力電流検出値異常
内容 出力電流がPr.150 出力電流検出レベルの設定値を超えた場合、インバータの出力を停止します。Pr.167 出力電流検出動作選択を“1”に設定した場合に機能します。初期値(Pr.167=“0”)の場合、この保護機能は機能しません。
チェックポイント Pr.150、Pr.151 出力電流検出信号遅延時間、Pr.166 出力電流検出信号保持時間、Pr.167の設定値を確認。
(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

突入抵抗加熱

操作パネル表示 E.IOH
液晶操作パネル表示 突入抵抗加熱
名称 突入電流抑制回路異常(標準構造品、IP55対応品のみ)
内容 突入電流抑制回路の抵抗が過熱した場合、インバータの出力を停止します。突入電流抑制回路の故障
チェックポイント
  • 電源のON/OFFを繰り返していないか。
  • 突入電流抑制回路用コンタクタの電源回路の一次側ヒューズ(5A)が溶断していないか(FR-A840-110K(03250) 以上)。
  • 突入電流抑制回路用コンタクタの電源回路が故障していないか。
処置 頻繁に電源のON/OFFを繰り返さない回路としてください。
上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。

通信異常

操作パネル表示 E.SER
液晶操作パネル表示 通信異常
名称 通信異常(本体)
内容 RS-485端子からのRS-485通信でPr.335 RS-485 通信リトライ回数≠“9999”のときリトライ許容回数以上連続して通信エラーが発生するとインバータの出力を停止します。Pr.336 RS-485 通信チェック時間間隔に設定された時間通信が途切れた場合もインバータの出力を停止します。
チェックポイント RS-485端子の配線を確認する。
処置 RS-485端子の配線を確実に行う。

アナログ入力異常

操作パネル表示 E.AIE
液晶操作パネル表示 アナログ入力異常
名称 アナログ入力異常
内容 Pr.73 アナログ入力選択、Pr.267 端子4 入力選択で端子2または端子4を電流入力の設定にして、30mA以上の電流入力した場合、または7.5V以上の電圧入力をした場合に、インバータの出力を停止します。
チェックポイント Pr.73 、Pr.267および電圧/電流入力切換スイッチの設定値を確認してください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
処置 30mA未満の電流を与えるか、Pr.73 、Pr.267および電圧/電流入力切換スイッチの設定を電圧入力に設定して、電圧入力してください。

USB通信異常

操作パネル表示 E.USB
液晶操作パネル表示 USB通信異常
名称 USB通信異常
内容 Pr.548 USB 交信チェック時間間隔に設定された時間だけ通信が途切れた場合に、インバータの出力を停止します。
チェックポイント USB通信ケーブルが確実に接続しているか。
処置
  • Pr.548の設定値を確認する。
  • USB通信ケーブルを確実に接続する。
  • Pr.548の設定値を大きくする。または、“9999”にする。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

Safety回路異常

操作パネル表示 E.SAF
液晶操作パネル表示 Safety回路異常
名称 セーフティ回路異常
内容
  • セーフティ回路異常時にインバータの出力を停止します。
  • セーフティストップ機能を使用している場合に、S1-SIC間、S2-SIC間のいずれか一方が非導通になった場合はインバータの出力を停止します。
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC間、S2-PC間の短絡用電線が外れた場合にインバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • セーフティストップ機能を使用している場合は、安全リレーユニットおよび接続に問題はないか。
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC間、S2-PC間の短絡用電線が外れていないか。
処置
  • セーフティストップ機能を使用時は、端子S1、S2、およびSICの配線が正しいことと、安全リレーユニットなどのセーフティストップ信号入力元が正しく稼動していることを確認してください。詳細は、セーフティストップ機能取扱説明書にて原因と対策を確認してください。(入手方法については、お買上店または当社営業所までご連絡ください。)
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC間、S2-PC間を短絡用電線で短絡する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

PBTエラー/内部回路異常

操作パネル表示 E.PBT E.13
液晶操作パネル表示 PBTエラー 内部回路異常
名称 内部回路異常
内容 内部回路異常時にインバータの出力を停止します。
処置 お買上店または当社営業所までご連絡ください。

過速度発生

操作パネル表示 E.OS
液晶操作パネル表示 過速度発生
名称 過速度発生
内容 PLGフィードバック制御、リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御、PMセンサレスベクトル制御時にモータ速度がPr.374 過速度検出レベルを越えた場合にインバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • Pr.374の設定値は正しいか。
  • Pr.369(Pr.851) PLG パルス数の設定が実際のPLGパルス数と異なっていないか。(PLG フィードバック制御、ベクトル制御)
処置
  • Pr.374を正しく設定する。
  • Pr.369(Pr.851)を正しく設定する。(PLGフィードバック制御、ベクトル制御)

速度偏差過大検出

操作パネル表示 E.OSD
[ベクトル]
液晶操作パネル表示 速度偏差過大検出
名称 速度偏差過大検出
内容
  • ベクトル制御時にPr.285 オーバースピード検出周波数を設定した場合に、負荷の影響などによりモータが加速、減速され、速度指令値どおりにモータの速度を制御できない場合にインバータの出力を停止します。
  • 停止指令に反して加速してしまった場合に、減速チェック機能(Pr.690)が動作してインバータ出力を停止します。
チェックポイント
  • Pr.285 、Pr.853 速度偏差時間の設定値は正しいか。
  • 負荷の急変はないか。
  • Pr.369(Pr.851) PLGパルス数の設定が実際のPLGパルス数と異なっていないか。
処置
  • Pr.285、Pr.853を正しく設定する。
  • 負荷の急変をなくす。
  • Pr.369(Pr.851)を正しく設定する。

断線検出

操作パネル表示 E.ECT
液晶操作パネル表示 断線検出
名称 断線検出
内容 オリエント制御、PLGフィードバック制御、ベクトル制御時に、PLG信号が遮断すると、インバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • PLG信号が断線していないか。
  • PLGの仕様は正しいか。
  • コネクタ部のゆるみはないか。
  • ベクトル制御対応オプションのスイッチ設定は正しいか。
  • PLGへ電源供給されているか。もしくは、インバータより遅くPLGへ電源供給されていないか。
  • PLGへの電源供給はPLG出力電圧と同じ電圧になっているか。
処置
  • 断線箇所を復旧させる。
  • 仕様に合ったPLGを使用する。
  • 接続を確実にする。
  • ベクトル制御対応オプションのスイッチ設定を正しく行う。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • PLGへ電源を供給する。もしくは、インバータと同時にPLGへ電源供給する。
    PLGへの電源供給が遅くなる場合は、PLG 信号の接続が確実に行われていることを確認し、Pr.376 断線検出有無選択を“0(初期値)”に設定して断線検出機能を無効にする。
  • PLGへの電源供給はPLG 出力電圧と同じ電圧とする。

位置誤差大

操作パネル表示 E.OD
[ベクトル]
液晶操作パネル表示 位置誤差大
名称 位置誤差大
内容 位置制御時に位置指令と位置のフィードバックの差がPr.427 誤差過大レベルを越えた場合、インバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • 位置検出用エンコーダ取付け方向とパラメータはあっているか。
  • 負荷が大きくないか。
  • Pr.427、Pr.369(Pr.851)PLGパルス数の設定値は正しいか。
処置
  • パラメータを確認する。
  • 負荷を軽くする。
  • Pr.427、Pr.369(Pr.851)を正しく設定する。

オリエント用エンコーダ無信号

操作パネル表示 E.ECA
液晶操作パネル表示 エンコーダ無信号
名称 オリエント用エンコーダ無信号
内容 オリエント制御時に、機械端側のPLG信号が遮断すると、インバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • PLG信号が断線していないか。
  • PLGの仕様は正しいか。
  • コネクタ部のゆるみはないか。
  • ベクトル制御対応オプションのスイッチ設定は正しいか。
  • PLGへ電源供給されているか。もしくは、インバータより遅くPLGへ電源供給されていないか。
  • PLGへの電源供給はPLG出力電圧と同じ電圧になっているか。
処置
  • 断線箇所を復旧させる。
  • 仕様に合ったPLGを使用する。
  • 接続を確実にする。
  • ベクトル制御対応オプションのスイッチ設定を正しく行う。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • PLGへ電源を供給する。もしくは、インバータと同時にPLGへ電源供給する。
    PLGへの電源供給が遅くなる場合は、PLG信号の接続が確実に行われていることを確認し、Pr.376 断線検出有無選択もしくはPr.855 制御端子オプション 断線検出有無選択を“0(初期値)” に設定して断線検出機能を無効にする。
  • PLGへの電源供給はPLG出力電圧と同じ電圧とする。

ブレーキシーケンス異常1~7

操作パネル表示 E.MB1~7
液晶操作パネル表示 ブレーキシーケンス異常1~7
名称 ブレーキシーケンス異常
内容 ブレーキシーケンス機能(Pr.278~Pr.285) 使用時に、シーケンスエラーとなった場合、インバータの出力を停止します。初期状態(ブレーキシーケンス機能無効)では、この保護機能は機能しません。(異常内容の詳細は、FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
チェックポイント 異常発生原因の調査
処置 設定パラメータの確認と配線を正しく行う。

エンコーダフェーズ異常

操作パネル表示 E.EP
[ベクトル]
液晶操作パネル表示 エンコーダフェーズ異常
名称 エンコーダフェーズ異常
内容 オフラインオートチューニング時にインバータの回転指令とPLGから検出したモータ実回転方向が異なる場合、インバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • PLGケーブルの誤配線
  • Pr.359(Pr.852) PLG 回転方向の設定が間違ってないか。
処置
  • 接続、配線を確実に行う
  • Pr.359(Pr.852)の設定値を変更する。

磁極位置不明

操作パネル表示 E.MP
[ベクトル]
液晶操作パネル表示 磁極位置不明
名称 磁極位置不明
内容 PMモータの磁極位置原点とエンコーダ(位置検出器)の原点とのオフセット値が不明な場合に保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • エンコーダ位置チューニングを実施したか。
  • エンコーダ位置チューニングが正常に終了したか。Pr.1105 エンコーダ磁極位置オフセット=“9999”の場合は、エンコーダ位置チューニングが正常に終了していません。
処置
  • Pr.373 エンコーダ位置チューニング設定/状態により、エンコーダ位置チューニングを実施する。(エンコーダオプションの取扱説明書参照)
  • チューニングが異常終了した原因を取り除き、再度チューニングを実施してください。(エンコーダオプションの取扱説明書参照)

その他エラー

操作パネル表示 E.EF
液晶操作パネル表示 その他エラー
名称 出力中外部異常
内容 インバータ運転中に、異常などで外部異常入力(X32)信号をOFF(接点開)したとき、インバータの出力を停止します。Pr.178~Pr.189(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値“32”を設定した場合に機能します。初期状態(X32信号割りつけなし)ではこの保護機能は機能しません。
チェックポイント X32信号がOFFしていないか。
処置 運転しても問題がなことを確認したうえで、X32信号をONする。

内部温度異常

操作パネル表示 E.IAH
液晶操作パネル表示 内部温度異常
名称 内部温度異常(IP55対応品のみ)
内容 インバータ内部の温度が規定値以上に達すると、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 周囲温度が高すぎないか。
  • 内気循環用ファンや冷却ファンが故障により停止していないか。
処置
  • 設置環境に適合した場所にインバータを設置する。(取扱説明書(ハードウェア編)参照)
  • 内気循環用ファンまたは冷却ファンを交換する。

4mA入力喪失異常

操作パネル表示 E.LCI
液晶操作パネル表示 4mA入力喪失異常
名称 4mA入力喪失異常
内容 アナログ電流入力が2mA以下の状態がPr.778 4mA 入力チェック検出フィルタに設定した時間継続した場合に、インバータの出力を停止します。Pr.573 4mA 入力チェック選択=“2または3”のときに機能します(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)。初期状態ではこの保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • アナログ電流入力の配線が断線していないか。
  • Pr.778の設定値が短すぎないか。
処置
  • アナログ電流入力の配線を確認する。
  • Pr.778の設定値を長くする。

PIDプリチャージ異常

操作パネル表示 E.PCH
液晶操作パネル表示 PIDプリチャージ異常
名称 PIDプリチャージ異常
内容 プリチャージ時間がPr.764 プリチャージ制限時間を超えた場合やプリチャージ時に測定値がPr.763 プリチャージ上限検出レベルを超えた場合に、インバータの出力を停止します。Pr.764 、Pr.763を設定した場合に機能します(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)。初期状態では、この保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • Pr.764の設定値が短すぎないか。
  • Pr.763の設定値が小さすぎないか。
  • Pr.127 PID 制御自動切換周波数の設定値が低すぎないか。
  • ポンプとの接続が断線していないか。
処置
  • Pr.764の設定値を長くする。
  • Pr.763の設定値を大きくする。
  • Pr.127の設定値を高くする。
  • ポンプとの接続を確認する。

PID信号異常

操作パネル表示 E.PID
液晶操作パネル表示 PID信号異常
名称 PID信号異常
内容 PID制御中に、測定値がパラメータで設定した上限または下限を超えた場合や、偏差の絶対値がパラメータで設定した検出値を超えると、インバータの出力を停止します。Pr.131 PID 上限リミット、Pr.132 PID 下限リミット、Pr.553 PID 偏差リミット、Pr.554 PID 信号動作選択で機能を設定します。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)初期状態ではこの保護機能は機能しません。
チェックポイント
  • 測定器に異常や断線はないか。
  • パラメータ設定は適切か。
処置
  • 測定器に異常はないか、断線はないか確認する。
  • パラメータを適切に設定する。

エラー1~エラー3

操作パネル表示 E.1~E.3
液晶操作パネル表示 エラー1~エラー3
名称 オプション異常
内容
  • インバータ本体と内蔵オプション間のコネクタ部の接触不良などが発生した場合や、通信オプションをコネクタ1以外に装着した場合、インバータの出力を停止します。
  • FR-A800-GFのCC-Link IE フィールドネットワーク通信基板とインバータ制御回路基板間のコネクタ部の接触不良などが発生した場合、インバータの出力を停止します。
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを変更した場合にも表示されます。
チェックポイント
  • 内蔵オプションは確実にコネクタに接続されているか。(1~3はオプションのコネクタ番号を示します。)
  • FR-A800-GFのCC-Link IE フィールドネットワーク通信基板は、確実にインバータ制御回路基板のコネクタに接続されているか。
  • インバータの周囲に過大ノイズが発生していないか。
  • 通信オプションがコネクタ2、3に装着されていないか。
処置
  • 内蔵オプションの接続を確実に行う。
  • FR-A800-GFのCC-Link IE フィールドネットワーク通信基板の接続を確実に行う。
  • インバータの周囲に過大なノイズを発生する装置などがある場合、ノイズ対策を行う。
    上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。
  • 通信オプションは、コネクタ1に装着する。
  • 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを初期状態に戻す。(各オプションの取扱説明書参照)

反転減速異常

操作パネル表示 E.11
[センサレス]
液晶操作パネル表示 反転減速異常
名称 反転減速異常
内容 リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わるとき、速度指令と推定速度の方向が異なる状態になると、低速で速度が減速しなくなることがあります。このとき、逆方向へ回転が切り換わらず過負荷になる場合、インバータの出力を停止します。初期状態(V/F制御)ではこの保護機能は機能しません。(リアルセンサレスベクトル制御のときのみ機能します。)
チェックポイント リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。
処置
  • リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わらないようにする。
  • お買上店または当社営業所までご連絡ください。

その他エラー

操作パネル表示 E.EHR
液晶操作パネル表示 その他エラー
名称 Ethernet 通信異常
内容
  • Pr.1431 Ethernet 断線検出機能選択=“3”設定時に、物理的にEthernet通信ができない場合に表示します。
  • Ethernet操作権指定IP アドレス(Pr.1449~Pr.1454)内のすべての機器とのEthernet通信が、Pr.1432 Ethernet 通信チェック時間間隔の設定時間以上途切れた場合にインバータの出力を停止します。
  • インバータの周囲に過大ノイズが発生している場合にインバータの出力を停止します。
  • CC-Link IE フィールドネットワークBasic 選択時で、自局宛のデータを受信しない時間がタイムアウト時間以上となった場合または、自局宛のサイクリック伝送状態ビットがOFFの場合(マスタ局がサイクリック停止指示を出した場合)にインバータの出力を停止します。(タイムアウト時間、サイクリック伝送状態ビット、サイクリック停止指示の詳細は、CC-Link IE フィールドネットワークBasic に対応するマスタの取扱説明書を参照してください。)
  • BACnet/IP選択時、Ethernet操作権指定IPアドレスの範囲内に他のインバータのIPアドレスが含まれていると、インバータの電源を投入してからPr.1432の設定時間の経過後にインバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • Ethernetボードは確実にコネクタに接続されているか。
  • Ethernetケーブルが断線していないか。
  • Pr.1432の設定値が短すぎないか。
  • インバータの周囲に過大ノイズが発生していないか。
  • CC-Link IE フィールドネットワークBasic選択時、タイムアウト時間が自局宛のデータを受信しない時間より短くなっていないか。
  • CC-Link IE フィールドネットワークBasic選択時、自局宛のサイクリック伝送状態ビットがOFFになっていないか。
  • BACnet/IP選択時、Ethernet操作権指定IPアドレスの範囲内に他のインバータのIPアドレスが含まれていないか。
処置
  • Ethernetボードの接続を確実に行う。
  • EthernetケーブルがEthernet コネクタに正しく接続されているか、Ethernetケーブルに破損がないか確認する。
  • Pr.1432の設定値を長くする。
  • インバータの周囲に過大ノイズが発生している場合は、マスタの通信設定を確認してください。(マスタの通信設定のタイムアウト時間を短くし、リトライ回数を増やすことで改善する場合があります。)
  • CC-Link IE フィールドネットワークBasic選択時、タイムアウト時間を自局宛のデータを受信しない時間より長くする。
  • CC-Link IE フィールドネットワークBasic選択時、自局宛のサイクリック伝送状態ビットをONにする。
  • BACnet/IP選択時、Ethernet操作権指定IPアドレスの範囲内に他のインバータのIPアドレスが含まれないようにする。

警報

保護機能動作時も出力遮断しません。

OL

操作パネル表示 OL
液晶操作パネル表示 OL
名称 ストール防止(過電流)
内容
  • インバータ出力電流が大きくなり、ストール防止(過電流)機能が動作しています。
  • ストール防止(過電流)機能について以下に示します。
加速中 インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数の上昇を止め、インバータが過電流遮断に至るのを防ぎます。ストール防止動作レベル未満になると再び上昇させます。
定速運転中 インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数を下げ、過電流遮断になるのを防ぎます。ストール防止動作レベル未満になると設定周波数まで戻ります。
減速中 インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数の下降をやめ、インバータが過電流遮断に至るのを防ぎます。ストール防止動作レベル未満になると再び下降させます。
チェックポイント
  • Pr.0 トルクブーストの設定値が大きすぎないか。
  • Pr.7 加速時間、Pr.8 減速時間が短すぎる可能性があります。
  • 負荷が重すぎる可能性があります。
  • 周辺機器に不具合はありませんか?
  • Pr.13 始動周波数が大きすぎないか。
  • Pr.22 ストール防止動作レベルの設定値は適切か。
処置
  • Pr.0の設定を1%程度ずつ増減させ、その都度モータの状態を確認してください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • Pr.7、Pr.8を長くしてください。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • 負荷を軽くする。
  • アドバンスト磁束ベクトル制御、リアルセンサレスベクトル制御 、ベクトル制御を試してみる。
  • Pr.14 適用負荷選択の設定を変更してみる。
  • ストール防止動作電流はPr.22 ストール防止動作レベルで設定できます。(初期値は150%です。)加減速時間が変わる可能性があります。Pr.22 ストール防止動作レベルでストール防止動作レベルを上げるか、Pr.156 ストール防止動作選択でストール防止が動作しないようにしてください。(また、OL動作時の運転継続についてもPr.156で設定できます。)

oL

操作パネル表示 oL
液晶操作パネル表示 oL
名称 ストール防止(過電圧)
内容
  • インバータの出力電圧が高くなり、ストール防止(過電圧)機能が動作しています。
  • モータの回生エネルギーが過大となり、回生回避機能が動作しています。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • ストール防止(過電圧)機能について以下に示します。
減速中 モータの回生エネルギーが過大となり、回生エネルギー消費能力を超えると、周波数の下降を止め、過電圧遮断に至るのを防ぎます。回生エネルギーが減少した時点で、再び減速を続けます。
チェックポイント
  • 急減速運転ではないか。
  • 回生回避機能(Pr.882~Pr.886)は使用しているか。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
処置 減速時間が変わる可能性があります。Pr.8 減速時間で減速時間を長くしてください。

RB

操作パネル表示 RB
液晶操作パネル表示 RB
名称 回生ブレーキプリアラーム(標準構造品のみ)
内容 回生ブレーキ使用率が、Pr.70 特殊回生ブレーキ使用率設定値の85%以上となった場合に表示します。回生ブレーキ使用率が100%に達すると、回生過電圧(E.OV[]) となります。
チェックポイント
  • ブレーキ抵抗の使用率が高くないか。
  • Pr.30 回生機能選択、Pr.70の設定値は正しいか。
処置
  • 減速時間を長くする。
  • Pr.30、Pr.70の設定値を確認する。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

TH

操作パネル表示 TH
液晶操作パネル表示 TH
名称 電子サーマルプリアラーム
内容 電子サーマルの積算値が、Pr.9 電子サーマルの設定値の85%以上に達すると表示します。規定値となると、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。
チェックポイント
  • 負荷が大きい、急加速運転ではないか。
  • Pr.9の設定値は妥当か。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
処置
  • 負荷量、運転頻度を低減する。
  • Pr.9の設定値を妥当な設定値にする。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

PS

操作パネル表示 PS
液晶操作パネル表示 PS
名称 PU停止
内容
  • PU運転モード以外で[STOP/RESETキー]により停止させた。(PU運転モード以外で[STOP/RESETキー]を有効にするには、Pr.75 リセット選択/PU抜け検出/PU停止選択の設定が必要です。詳細は、FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
  • 非常停止機能により停止させた。
チェックポイント
  • 操作パネルの[STOP/RESETキー]を押して停止させていないか。
  • X92信号がOFFしていないか。
処置
  • 始動信号をOFFし、[PU/EXTキー]で解除できます。
  • X92信号をONし、始動信号OFFで解除できます。

SL

操作パネル表示 SL
液晶操作パネル表示 SL
名称 スピードリミット表示(速度制限中出力)
内容 トルク制御時に速度制限レベルを超えると出力します。
チェックポイント
  • トルク指令が必要以上に大きくないか。
  • 速度制限レベルが低くないか。
処置
  • トルク指令値を小さくする。
  • 速度制限レベルを大きくする。

CP

操作パネル表示 CP
液晶操作パネル表示 CP
名称 パラメータコピー
内容 FR-A820-55K(03160) 以下、FR-A840-55K(01800) 以下とFR-A820-75K(03800) 以上、FR-A840-75K(02160) 以上の容量間でパラメータコピーした場合に表示します。
チェックポイント Pr.9、Pr.30、Pr.51、Pr.56、Pr.57、Pr.61、Pr.70、Pr.72、Pr.80、Pr.82、Pr.90~Pr.94、Pr.453、Pr.455、Pr.458~Pr.462、Pr.557、Pr.859、Pr.860、Pr.893の再設定が必要になります。
処置 Pr.989 パラメータコピー警報解除を初期値に設定してください。

SA

操作パネル表示 SA
液晶操作パネル表示
名称 セーフティ停止中
内容 セーフティストップ機能動作中(出力遮断中)に表示します。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
チェックポイント
  • 非常停止装置が作動していないか。
  • セーフティストップ機能を使用しない場合は、S1-PC間、S2-PC間の短絡用電線が外れていないか。
処置
  • セーフティストップ機能を使用している場合は、非常停止装置が作動しています。非常停止の原因を調査し、安全を確認してからシステムを再起動する。
  • セーフティストップ機能を使用していない場合は、S1-PC間、S2-PC間を短絡用電線で短絡して、インバータが運転できるようにする。
  • セーフティストップ機能を使用時、S1-SIC間、S2-SIC間の両方が導通されている状態(運転可能状態)で、[SA]が表示されている場合、内部異常が発生している可能性があります。端子S1、 S2、およびSICの配線を確認し、異常が見つからない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。

MT1~MT3

操作パネル表示 MT1~MT3
液晶操作パネル表示 MT1~MT3
名称 メンテナンスタイマ1~3
内容 インバータの累積通電時間がパラメータに設定した時間以上経過したときに表示します。MTを表示するまでの時間はPr.504 メンテナンスタイマ1 警報出力設定時間 (MT1)、Pr.687 メンテナンスタイマ2 警報出力設定時間 (MT2)、Pr.689 メンテナンスタイマ3 警報出力設定時間 (MT3) で設定します。Pr.504、Pr.687、Pr.689の設定が初期値(9999)の場合、この表示は発生しません。
チェックポイント メンテナンスタイマの設定時間を経過しています。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)
処置 メンテナンスタイマ設定の目的にあわせた対処をする。
Pr.503 メンテナンスタイマ1、Pr.686 メンテナンスタイマ2、Pr.688 メンテナンスタイマ3に“0”を書き込むと表示を消すことができます。


UF

操作パネル表示 UF
液晶操作パネル表示 UF
名称 USBホスト異常
内容 USB Aコネクタに過大な電流が流れた場合に表示します。
チェックポイント USB AコネクタにUSBメモリ以外のUSB機器を取り付けていないか。
処置
  • USB Aコネクタに、USBメモリ以外の機器を取り付けている場合は取り外す。
  • UF表示を解除するためには、Pr.1049 USB ホストリセット=“1”に設定するか、インバータをリセットしてください。

HP1~HP3

操作パネル表示 HP1~HP3
液晶操作パネル表示 HP1~HP3
名称 原点復帰エラー
内容 位置制御の原点復帰動作にエラーが発生した場合に表示します。詳細は、FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)を参照してください。
チェックポイント エラー発生原因の調査
処置 設定パラメータと入力信号が正しく入力されているか確認する。

CF

操作パネル表示 CF
液晶操作パネル表示 CF
名称 通信異常発生時運転継続中
内容 通信回線または通信オプションに異常が発生している状態で運転を継続している場合に表示します。(Pr.502=“4”設定時)
チェックポイント
  • 通信ケーブルが断線していないか。
  • 通信オプションに異常がないか。
処置
  • 通信ケーブルの接続を確認する。
  • 通信オプションを交換する。

ED

操作パネル表示 ED
液晶操作パネル表示 ED
名称 エマージェンシードライブ実行中
内容 エマージェンシードライブ実行中に表示します。
チェックポイント X84信号ONによりエマージェンシードライブ実行中です。
処置 エマージェンシードライブを終了すると表示が消えます。(FREQROL-A800取扱説明書(詳細編)参照)

LDF

操作パネル表示 LDF
液晶操作パネル表示 LDF
名称 負荷異常警報
内容 Pr.1488 上限警報検出幅、Pr.1489 下限警報検出幅で設定した検出幅を負荷が超えたときに表示します。
チェックポイント
  • 装置に負荷がかかり過ぎていないか、または軽過ぎないか。
  • 負荷特性の設定は適切か。
処置
  • 装置を点検する。
  • 負荷特性(Pr.1481~Pr.1487)を設定しなおす。

EHR

操作パネル表示 EHR
液晶操作パネル表示 その他エラー
名称 Ethernet通信異常
内容 Pr.1431 Ethernet 断線検出機能選択= “1、2” 設定時に、物理的にEthernet 通信ができない場合に表示します。
チェックポイント
  • Ethernetボードは確実にコネクタに接続されているか。
  • Ethernetケーブルが断線していないか。
処置
  • Ethernetボードの接続を確実に行う。
  • EthernetケーブルがEthernetコネクタに正しく接続されているか、Ethernetケーブルに破損がないか確認する。